炭酸ウラニルアンモニウム法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/26 08:17 UTC 版)
「転換 (原子力)」の記事における「炭酸ウラニルアンモニウム法」の解説
ドイツのNUKEM社が開発した手法で、Ammonium Uranyl CarbonateからAUC法と呼ばれる。 以下の特徴がある。 工程がやや長く複雑である 得られる二酸化ウラン粉末の流動性がよい ペレット成形前の造粒操作が必要ない ペレットの成形性はやや劣る 六フッ化ウランに水、アンモニア、二酸化炭素を同時に反応させて炭酸ウラニルアンモニウム((NH4)4UO2(CO3)3)の沈殿を得る。 UF6 + 5 H2O + 10 NH3 + 3 CO2 → (NH4)4UO2(CO3)3 + 6 NH4F (NH4)4UO2(CO3)3 + H2 → UO2 + 4 NH3 + 3 H2O + 3 CO2
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