砂糖 砂糖と健康

砂糖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/18 13:02 UTC 版)

砂糖と健康

日本人の食事摂取基準2020年版によれば、炭水化物はエネルギー源として重要な役割を担っており、炭水化物が直接に特定の健康障害の原因となるとの報告は、2型糖尿病を除けば、理論的にも疫学的にも乏しいとしている。糖類の過剰摂取が肥満う歯の原因になることは知られているが、摂取量の把握がいまだ困難であることを理由に摂取量の基準は定められなかった。炭水化物の影響は糖類と多糖類で大きく異なる一方でその健康影響は十分に明らかになっておらず、研究を進める必要があるとしている。[49]:153-154,158

フードファディズム

フードファディズムはある食品や栄養が健康や病気に与える影響を過大に評価・信奉することを指す。食品に含まれるある成分の有効性や有害性を、その含有量や摂取頻度、摂取量を無視して論じ、バランス良く適切に食べるという食生活の基本を無視するものである。白砂糖は「悪い食品」としてフードファディズムの対象となっている。一方で精製度が低い黒砂糖は「良い食品」とされる例もある[50]

砂糖が及ぼす悪影響として疑われている主なものは、虫歯発生をはじめとし、脂質代謝異常心臓血管系疾患肥満糖尿病などの発症、への関与、高血圧の発現、反応性低血糖の惹起、集中力低下、成績低下、多動、非行、犯罪への関与、種々の精神的問題の原因など多様であり、カルシウムを奪い骨を弱くするという日本独自説もある。米国ではこれらの疑惑に対応するために米国食品医薬品局(FDA)は1986年に糖質系甘味料が健康に及ぼす影響を調べた文献を総合的に検討し、報告書を発表し、以下のように結論した。

  • 砂糖は虫歯の発生に関与する
  • その他の疑惑は、現在の消費水準及び使用法で有害であることを示す証拠はない

その後も砂糖の悪影響に関する研究の報告は出されているが、有害性を科学的信頼性をもって証明できるエビデンスはない。 FAOWHOにおいてもしばしば議論されているが、1997年に行われた「人の栄養における炭水化物FAO/WHO合同専門家会」でもFDAと同様の見解が発表されている。 特定の食品成分の過剰摂取は悪影響が生ずる可能性はあるが、そういった問題は砂糖に限るものではない[51]

健康影響

独立行政法人農畜産業振興機構からは、いたずらに砂糖が有害であるとする主張に対して以下のような反論が紹介されている[52][53]

砂糖のエネルギーは、他の糖質と同様に1g当たり4Kcalで特別に肥満になる要因はありません。疫学的研究でみれば、砂糖摂取と肥満は逆の相関を示しています。さらに、一国の食糧供給量における砂糖供給量の割合と肥満発生率とは何の関係もありません。」「糖質と肥満に関する最近の研究では、砂糖を含めて糖質に富む食事よりも脂肪の豊富な食事の方が太りやすいというデ-タの方が優勢です。
株式会社横浜国際バイオ研究所 代表取締役社長 橋本 仁
「日本人の食事による摂取カロリーは減り続けている。砂糖は肥満の原因ではない」「砂糖は脳に欠かせないブドウ糖をすぐ供給でき、甘味によってやる気を出す効果もある」「アルツハイマー病患者に砂糖を与えた場合と与えない場合を比較すると、砂糖を摂取したほうが記憶が大きく改善する」「砂糖の制限は『食の楽しみ』を奪う」「バランスのよい食事が大事だ」
浜松医科大学 名誉教授 高田 明和

砂糖の摂取と疾患や行動の変容との相関を示すものとして以下のような研究・レビューがある。

  • ハーバード大学の研究者が、アメリカ合衆国の男女約12万人のデータを分析した研究では、砂糖の入った清涼飲料の消費が増えるほど心疾患による死亡リスクが高まり、乳がんと大腸がんのリスクも少し高まると報告された。人工甘味料ではがんの増加はみられず、1日4杯以上に限り心臓疾患のリスクが高まった[54]
  • 虚血性心疾患に関しては、アメリカ心臓協会2006年に発表した生活指針で、砂糖の含有量が多いものを減らすよう勧めており[55]、砂糖の摂取量について、「女性は1日に25g以下、男性は1日に37.5g以下」にするよう勧告を出している[56]
  • 高カルシウム尿症の尿路結石症患者は、砂糖の過剰摂取をしないよう勧告されている[57][58]
  • 果糖を主として代謝するのは、人体の中では肝臓である[59][60]。肝臓が炭水化物を材料にして脂肪を合成する過程は「デノボ脂肪生成」( De Novo Lipogenesis, 「De Novo」はラテン語で「再び」の意 )と呼ばれる[61]。過剰な果糖の摂取は肝細胞への脂肪の蓄積を起こし、飲酒の習慣が無い人間でも脂肪肝を患う。脂肪肝を患って間もない時点ではまだ治る余地はあるが、進行すると炎症を起こして肝炎が発生し、最終的には肝硬変を惹き起こす[60]
  • 多すぎる砂糖の摂取は、中性脂肪の数値を高め、高血圧を惹き起こし、内臓脂肪の蓄積を促し、インスリン抵抗性糖尿病メタボリック症候群を惹き起こす。砂糖を多く摂取し脂肪肝を患うと、心血管疾患を惹き起こして死亡する確率が上昇する[60]
  • 心疾患、メタボリック症候群は砂糖に含まれる果糖の過剰摂取がリスクとなることが以前から知られていた[62][63]
  • 砂糖および果糖は虫歯の主要な原因であるとされている[64][65]。砂糖が入っている飲み物の販売の禁止、砂糖の摂取に対する警告ラベルの商品への貼り付け、砂糖税の導入は、砂糖の摂取を減らせる取り組みとなりうる[65]
  • 砂糖の摂取量を制限し砂糖に含まれる果糖の摂取を減らすことで、脂肪肝、肥満、各種疾患を防げる可能性がある[66]

認知機能への影響や依存性について

いくつかの研究は砂糖の過剰摂取が行動障害多動性障害を引き起こすのではないかと示唆しているが、そのエビデンスの質は低い[67]。子どもの砂糖の過剰摂取が行動障害の原因となるという主張は、科学者コミュニティでは信憑性のあるものとされていない[68][69]

甘い食品や飲料水に含まれる砂糖が中毒性物質として作用するのではないかとして砂糖依存症という仮説があるが、科学的裏付けは乏しい。研究のほとんどが動物実験によるものであり信憑性からは程遠く、薬物依存症に重要ないくつかの要素(用量の概念など)が評価されていないことが指摘されている[70]

砂糖への規制

WHO/FAOは、レポート『食事、栄養と慢性疾患の予防』(Diet, Nutrition and the Prevention of Chronic Diseases WHO/FAO 2003年)という報告書の中で、「食事中の総熱量(総カロリー)に占める糖類の摂取量を10%以下にすべきだ」と推奨している [71][72]。なお、日本人の食事摂取基準(2005年版)推定エネルギー必要量の10%を糖類をすべて砂糖に換算した場合、成人で約50—70g程度の量(3gスティックシュガーで17—23本分)に相当する。

2014年、世界保健機関は肥満と口腔の健康に関するシステマティック・レビューを元に[73]、砂糖の摂取量をこれまでの1日あたり10%以下を目標とすることに加え、5%以下ではさらなる利点があるという砂糖のガイドラインの計画案を公開した[74]。具体的には、砂糖の摂取量は「1日にティースプーン6杯分以内(約25g)に抑えること」としている。

2016年10月、世界保健機関は、清涼飲料水に課税することで、「同飲料水の消費を削減でき、肥満と2型糖尿病を減らし、虫歯も減らせるようになる」と発表した[75]肥満税も参照のこと)。

2017年3月、イギリスで、2020年までに市場から年20万トンの砂糖を減らすためにガイドラインを作成し、飲料水は砂糖への課税により、また食品では、シリアル、ヨーグルト、ビスケット、ケーキ、クロワッサン、プリン、アイス、お菓子、調味料から砂糖を減らすように推奨し[76]、同国は「砂糖税」を導入した。

アメリカの消費者団体(Center for Science in the Public Interest)は、「消費者は、糖分を多く含む食品の摂取を控えなければならない。企業は、食品や飲料に加える糖分を減らす努力をしなければならない」[77]と主張し、FDAへソフトドリンクの容器に健康に関する注意書きを表示し、加工食品と飲料によりよい栄養表示を義務付けるよう請求している。アメリカでは肥満対策のため、公立学校で砂糖を多く含んだ飲料を販売しないように合意されている[78]。アメリカでは、マクドナルドペプシコを初めとする11の大企業が、12歳以下の子供に砂糖を多く含む栄養価に乏しい食品の広告をやめることで合意している[79]。イギリスでは2007年4月1日に砂糖を多く含む子供向け食品のコマーシャルが規制された[80]

2011年4月28日、アメリカ食品医薬品局 (FDA)、アメリカ疾病対策センター (CDC)、アメリカ農務省 (USDA)、連邦取引委員会 (FTC) の4機関は、肥満増加の対策として子供に販売する飲食品の指針として、加工食品1食品あたりの上限を、「飽和脂肪酸1グラム、トランス脂肪酸を0グラム、砂糖を13グラム、ナトリウムを210mg」とした[81]


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