砂糖 調理上の特性

砂糖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/17 04:26 UTC 版)

調理上の特性

砂糖は単に食品に甘味をつけるためだけではなく、食品にさまざまな効果を与えるためにも利用される[41]

  • タンパク質の熱凝固抑制-卵焼きやプリンが柔らかく仕上がる
  • 乾燥防止-焼き菓子の乾燥を防ぐ
  • ペクチンのゲル化-果物のペクチンゲル化させかつ水分活性を抑えることで日持ちのするジャムにする。
  • デンプンの老化抑制-デンプンの老化を抑制して菓子を柔らかく保つ。
  • 油脂の酸化抑制
  • イースト菌の発酵促進
  • 着色・着香
アミノ酸とのメイラード反応によって食品によい色と香りを与える。
  • 防腐
砂糖漬け、あんこ、果実ジャム。

日本料理においては、「料理のさしすせそ」の一つに数えられ、中心的な調味料の一つとなっている。これは、醤油、塩、砂糖による組み合わせを基本とする料理が多いことによる。一方、西洋料理中華料理においては、砂糖を大量に使う料理のほうが少ない。

食品に含まれる砂糖

国立健康・栄養研究所によれば、飲料に含まれる砂糖の量は、次のようである。[42][43]

ヤクルト‥‥‥‥‥‥砂糖 12g
コーヒー飲料(小)‥‥砂糖 18g
サイダー缶‥‥‥‥‥砂糖 36g
炭酸飲料(コーラ)‥‥砂糖 42g

文部科学省によれば、菓子類に含まれる砂糖の量は、次のようである。[44]

どらやき‥‥‥‥‥‥可食部100gに、砂糖38g
きんつば‥‥‥‥‥‥可食部100gに、砂糖40g
練りようかん‥‥‥‥可食部100gに、砂糖56g
シュークリーム‥‥‥可食部100gに、砂糖15g
ショートケーキ‥‥‥可食部100gに、砂糖23g

英国政府によれば、食品に含まれる砂糖の量は、次のようである。[45]

プレーン・チョコレート‥100gに、砂糖62g
フルーツ・ヨーグルト‥‥100gに、砂糖17g
トマト・ケチャップ‥‥‥100gに、砂糖28g

砂糖と健康問題

糖反射

ヒトは1分間に約3回ほどのペースで動いている。東京大学が行った実験で、胃に糖が入ると胃の動きが止まることが判明した(チューブで直接十二指腸へ糖分を流し込んでも胃の運動が停止した)。被験者に砂糖水を飲ませると、数十秒間胃腸の動きが完全に静止し、逆に塩水を飲ませると、胃腸の動きが急に活性化した。量的には角砂糖の1/4-1/5個くらいで起こる。糖分は唾液胃液腸液で5.4%等張液として消化吸収され、大量の糖分を摂取すれば1時間以上に亘って停滞が起こるとされる。糖を摂取すると細胞の動きが緩慢になる反応について、東京大学は「糖反射」と名付けたが、その詳細なメカニズムについては解明されていない。糖は細胞に対して絶縁物質として作用し、神経信号の伝達を阻害するのではないかと考えられている。糖分は静脈の弛緩をもたらすとともに血液粘度を上げ、血流の遅滞が起こり、組織や静脈に老廃物が蓄積することで様々な病気が発症することがある[要検証][46][47]

戦前の砂糖研究

日本に栄養学を創設した佐伯矩は、内務省衛生局『栄養と嗜好』(1930年)にて「栄養研究の大いに進歩しているアメリカでは三白の禍として白パン・白砂糖・白い乳粉を憂いているが、わが国でも三白の禍ありて、それは白い米、白砂糖、白い味付けの粉がそれである」と述べている[48]1939年には、桜沢如一が『砂糖の毒と肉食の害』を著している[49]

砂糖の毒性

独立行政法人農畜産業振興機構は、砂糖の悪影響について

  • 「いろいろな食品をほどよく摂取することが大切であるという原則を忘れて、特定の食品や食品成分を悪者に仕立て、それを一方的に排斥しようとすることは食生活教育をゆがめるもの」「米国食品・医薬局(FDA)は1986年に「糖質系甘味料に含まれる糖類の健康面の評価」という報告書を発表しました。(中略)虫歯の発生に砂糖が関与することは認めたものの、その他の「砂糖疑惑」は、現在の消費水準及び使用法で有害であることを示す証拠はないと結論した」「確かに過剰摂取すれば悪影響が生ずる可能性はありますが、そういう問題は砂糖に限ったことではありません。」[50]
  • 「砂糖のエネルギーは、他の糖質と同様に1g当たり4Kcalで特別に肥満になる要因はありません。疫学的研究でみれば、砂糖摂取と肥満は逆の相関を示しています。さらに、一国の食糧供給量における砂糖供給量の割合と肥満発生率とは何の関係もありません。」「糖質と肥満に関する最近の研究では、砂糖を含めて糖質に富む食事よりも脂肪の豊富な食事の方が太りやすいというデ-タの方が優勢です。」[51]
  • 「日本人の食事による摂取カロリーは減り続けている。砂糖は肥満の原因ではない」「砂糖は脳に欠かせない」「アルツハイマー病患者に砂糖を与えた場合と与えない場合を比較すると、砂糖を摂取したほうが記憶が大きく改善する」「砂糖の制限は『食の楽しみ』を奪う」「バランスのよい食事が大事だ」[52]

と、砂糖の安全性を強調しているが、砂糖の摂取と疾患や行動の変容との相関を示す数々の調査結果が出ている。

  • ハーバード大学の研究者が、アメリカ合衆国の男女約12万人のデータを分析した結果では、砂糖の入った清涼飲料の消費が増えるほど心疾患による死亡リスクが高まり、乳がんと大腸がんのリスクも少し高まったことが分かった[53]。がんでは増加はなく、人工甘味料では1日4杯以上に限り心臓疾患のリスクが高まった[53]
  • 砂糖は気分を不安定にさせる。砂糖は血糖値を急上昇させ、インスリンが放出されると血糖値は急降下する。その際に空腹感を覚えたり、眠気が襲ってきたり、イライラしたり、怒りっぽくなる場合がある[54]
  • アメリカ疾病予防管理センター(CDC)のドクター・ヤンは、「アメリカ人の多くは砂糖を摂り過ぎている。砂糖を最も多く摂取する人では、最も少なく摂取する人に比べて、心臓病で死亡する人が2.75倍も多い」という調査結果を発表した[55][56]虚血性心疾患に関しては、アメリカ心臓協会2006年に発表した生活指針で、砂糖の含有量が多いものを減らすよう勧めており[57]、砂糖の摂取量について、「女性は1日に25g以下、男性は1日に37.5g以下」にするよう勧告を出している[58]
  • 高カルシウム尿症の尿路結石症患者は、砂糖の過剰摂取をしないよう勧告されている[59][60]
  • 注意欠陥・多動性障害 (ADHD) と、砂糖の摂取との関連を示す、小規模な研究報告が継続的に報告されている[61]。2006年には、5000人以上と規模の大きい研究で砂糖の多いソフトドリンクの摂取量とADHDとの相関関係が観察された。ただし、J字型の相関であり単純に比例関係にあるというわけではない[62]
  • 果糖を摂取した時の血糖値の上昇は、ブドウ糖を摂取した時に比べて緩やかではあるが、肝臓が果糖をすべて脂肪に変えて内臓脂肪として蓄積させる。「果糖を代謝できるのは、人体の中では肝臓だけ」であるため[63]。肝臓が炭水化物を材料にして脂肪を合成する過程は「デノボ脂肪生成」( De Novo Lipogenesis, 「De Novo」はラテン語で「再び」の意 )と呼ばれる[64]。果糖を摂取し続けることで肝細胞に脂肪が蓄積していき、飲酒の習慣が無い人間でも脂肪肝を患う。脂肪肝を患って間もない時点ではまだ治る余地はあるが、進行すると炎症を起こして肝炎が発生し、最終的には肝硬変を惹き起こす[63]カリフォルニア大学ロバート・ラスティグも「砂糖は脂肪肝の原因になる」と主張している[65]。また、ラスティグは果糖を「Alcohol Without the Buzz」(「酔わせる作用の無いアルコール」)と表現している[66]
  • 砂糖・果糖はほんの僅かな期間で肝臓に脂肪を有意に蓄積させる[67]
  • 砂糖・果糖は中性脂肪(Triglyceride)を有意に増加させ[68][69][70]、空腹時の脂肪酸の酸化を低下させる(脂肪の燃焼を抑制・妨害し、身体から脂肪が減らない)[71]
  • 砂糖の摂取は、中性脂肪の数値を高め、高血圧を惹き起こし、内臓脂肪の蓄積を促し、インスリン抵抗性糖尿病メタボリック症候群を惹き起こす。砂糖を摂取し続けることで脂肪肝を患うと、心血管疾患を惹き起こして死亡する確率が上昇する[63]
  • 砂糖を摂取することで、体内でAGEsAdvanced Glycation End Products, 「最終糖化産物」と呼ばれる )が作られやすくなる。これは身体の老化を強力に促進する物体で、タンパク質に糖が結合することでタンパク質が変性する。AGEsができやすくなる確率は、ブドウ糖を摂取した際の10倍にまでなる[72]
  • 砂糖および果糖はインスリン感受性を低下させ、内臓脂肪の蓄積を促進し、空腹時の血糖値インスリンの濃度を上昇させ[73]、肝臓に脂肪を蓄積させ、ミトコンドリアの機能を妨害し、炎症の誘発を刺激し[74]脂質異常症インスリン抵抗性を惹き起こし、糖尿病発症を促進する[75]
  • 砂糖および果糖の摂取は痛風を惹き起こす可能性が示唆されている[76][77]。心疾患、メタボリック症候群に砂糖が関わっていることは以前から知られていた[78]
  • 砂糖は膵臓癌[79]を初めとする各種の癌を患う可能性を高める。これの摂取を断つことが、癌の予防や治療への取り組みとなりうることを示唆している[80]
  • 砂糖および果糖は脳においてもインスリン抵抗性を惹き起こし、脳の神経組織を破壊し、アルツハイマー病を惹き起こす[81][82]
  • 砂糖および果糖は「虫歯の大いなる原因である」と結論付けられている[83][84]。砂糖が入っている飲み物の販売の禁止、砂糖の摂取に対する警告ラベルの商品への貼り付け、砂糖税の導入は、砂糖の摂取を減らせる取り組みとなりうる[84]
  • 砂糖の摂取を減らすことで、脂肪肝、肥満、各種疾患を防げる可能性がある[85]
  • 砂糖および果糖の摂取は肝臓への脂肪の蓄積を促すが、炭水化物および砂糖が少ない食事を摂ると、蓄積した脂肪が急速に減少することが確認された。外部からの資金提供を受けることなく書かれた研究論文の著者は、「身体の健康を守るために砂糖の摂取を制限すべきである」と結論付けている[86]

1775年イングランドの医師、マテュー・ドブスン(en:Matthew Dobson)は、糖尿病患者の尿の甘みが、グラニュー糖のような物質によるものであることを発見し、翌年それを発表した。[87][88]その研究は1790年代ににスコットランド出身の軍医、ジョン・ロロ(John Rollo)によって引用され、糖尿病の食事療法の基礎を確立するのに貢献した。[89]

フランスの法律家で美食家、ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァラン(Jean Anthelme Brillat-Savarin)は、著書『Physiologie du gout』の中で、「肉食動物は決して太らない」「デンプン質が豊富なものを常食している動物は、いずれも例外なく、強制的に脂肪が蓄積していく。ヒトもまた、この普遍的な法則から逃れられはしない」と書いた。また、「La fécule produit plus vite et plus sûrement son effet quand elle est unie au sucre」「デンプンは、砂糖と組み合わせることにより、より迅速に、より確実にその効果が発揮される」との記述を残している[90][信頼性の低い医学の情報源?]

1856年、フランスの医師で生理学者、クロード・ベルナール(Claude Bernard)は、パリで糖尿病についての講演を行っていた。イングランドの医師ウィリアム・ハーヴィー(William Harvey)は、ベルナールによる講演を聴いていた。ベルナールは肝臓の機能について、肝臓がブドウ糖を産生して分泌することや、糖尿病患者の血中ではブドウ糖の濃度が異常に上昇している趣旨を説明した。また、ベルナールはブリア=サヴァランの著書を読み、肥満の治療法を発見した、と述べた[91]

ベルナールの講演を聴いたハーヴィーは、糖やデンプンを含まない動物性食品による食事を取ると、糖尿病患者の尿中への糖の排泄が抑制される事実に考えを巡らせ、これが体重を減らす食事法としても機能するかもしれない、と考えた[92][信頼性の低い医学の情報源?]。ハーヴィーは、「糖やデンプンを含む食べ物は動物を太らせるために使われる。糖尿病になると身体から脂肪が急速に減っていくことが分かる。肥満の進行の仕方はさまざまであれ、その原因は糖尿病に行き着く点に思い当たった。もしも動物性食品が糖尿病に対して有効であるなら、動物性食品および糖やデンプンを含まない植物性食品との組み合わせが、過剰な量の脂肪の生成を抑制するのに役立つ可能性がある」と記述した[92][信頼性の低い医学の情報源?]。ハーヴィーは、自身の友人の1人で、ロンドンで葬儀屋をやっていたウィリアム・バンティング(William Banting)に、砂糖やデンプンを含まない食事法を教えた[93][94]。バンティングは自身が太り過ぎていただけでなく、身体の随所で発生していた深刻な不調にも悩まされていた。ハーヴィーからこの食事法を教わり、実践したバンティングは、体重を減らし、身体の不調も回復していった。1863年、バンティングは公開書簡『Letter on Corpulence, Addressed to the Public』(『市民に宛てた、肥満についての書簡』)を出版した。この公開書簡はまもなくベストセラーとなり、複数の言語に翻訳された。のちにバンティングの名前から、「Bant」は「食事療法に励む」を意味する動詞として使われるようになった。「Banting」という言葉はウィリアム・バンティングの名にちなんで使われるようになり、スウェーデン語にも輸入されて使われるようになった[95]。英語辞典のメリアム・ウェブスター(Merriam Webster)では「Banting」について、「肥満体策としての食事療法で、炭水化物や甘い味付けの食べ物を避ける」と定義している[96]

アメリカ合衆国アリゾナ州に住む先住民族、ピマ族(Pima Indian)は、肥満や糖尿病の患者数がとても多い民族である。1850年代までのピマ族は狩猟採集生活を送っていた。獲物を捕らえて殺してその肉を食べ、領内を流れるヒラ川に生息する魚を食べていた。カリフォルニア州にてゴールドラッシュが始まると、アメリカ連邦政府は、ピマ族に対して食料を提供するよう依頼した。ピマ族は、サン・タフェの馬車道を通ってカリフォルニアに向かう旅行者数万人に、自分たちの食料を提供し続けた。だが、イギリスからの白人の移民とメキシコ人が移住し始めると、彼らはヒラ川の水流を、自分たちの畑に引いて迂回させた。ピマ族たちの獲物であるシカやアンテロープといった動物たちは、この移住者たちによってほぼ絶滅させられた[92][信頼性の低い医学の情報源?]1850年以降、ピマ族の居留地には6つの交易所が開設された。狩猟採集生活が不可能となったピマ族は、その交易所から砂糖、コーヒー、缶詰を購入するようになった。彼らはアメリカ連邦政府からの配給食に頼るようになるが、この配給食の大部分は小麦粉であった。少なくとも、100年前までのピマ族にとってはかなりの摂取量となる砂糖を含んでいた。ピマ族の大多数は肥満になり、糖尿病を患うようになった[92][信頼性の低い医学の情報源?]

1901年から1905年にかけて、フランク・B・ラッセル(Frank B. Russell)とアロイス・フェルディナント・ハルドリチカ(Alois Ferdinand Hrdlička)、それぞれ2人の人類学者がピマ族の元を訪れた。ラッセルとハルドリチカが訪問したころのピマ族は、作物を可能な限り育ててはいたが、この時点で政府からの配給食に頼っていた。「彼らが食べているものの中には、明らかに太らせるものがあるようだ」とラッセルは記録した。ハルドリチカは、ピマ族が心許ない状態にある点を考慮すれば、彼らは痩せているはずだ、と考えた。ハルドリチカは「彼らの肥満の原因について、食べ物は明らかに間接的なものだ」と記録し、ピマ族が太っているのは運動不足が原因だ、と考えた。一方で、同地域に住むプエブロ族(Pueblo Indian)は「昔から座りがちの生活を送っていて、痩せている」点に気付いたハルドリチカは困惑していた[92][信頼性の低い医学の情報源?]

狩猟採集生活を送っていたころのピマ族は食料が豊富にあり、1日の労働時間は現在よりも少なかった。政府からの配給食に頼るようになってからのほうが運動量は多く、労働時間は長く、食べる量もはるかに少ない。19世紀半ばのピマ族の健康状態について、1846年にアメリカ陸軍部隊がピマ族の土地を通過した際、部隊に従軍していた外科医のジョン・グリフィン(John Griffin)は、「活発で良好」「素晴らしい健康状態」と評し、「貯蔵庫が溢れるほどに、食料が豊富にある」と記録した。アメリカ国境委員会長官のジョン・バートレット(John Bartlett)は、1852年に「ピマ族において、女性は胸が発達し、身体は細身であり、男性においては、身体はひょろ長く、四肢は細く、胸板は狭い」と記録した[92][信頼性の低い医学の情報源?]

北極圏に住むエスキモーたちは、動物の肉と魚、およびその脂肪を食べて生活してきた。西洋との交易が始まり、小麦粉と砂糖を食べ始めるようになってから、彼らは肥満や糖尿病を患うようになっていった[92][信頼性の低い医学の情報源?]

血圧

炭水化物および砂糖を食べて血糖値とインスリンの濃度が高い状態になると、インスリンは腎臓に対して「ナトリウムを再吸収せよ」という信号を送り、腎臓はその指令のとおりに動く。インスリンは尿酸の分泌を阻害し、それに伴って身体は水分を保持しようとし、血圧は上昇する。一方、食事を終えて時間が経過したり、糖分が少ない食事を摂ったり、長時間絶食すると、血糖値と血中のインスリンの濃度が低下する。血中のインスリン濃度が低下すると、腎臓は貯蔵していたナトリウムを、体内に溜まった余分な水分と一緒に体外に排出する。これは人体にとって有益な現象であり、炭水化物の摂取を制限すると血圧は低下し、降圧剤の服用回数を減らせる[97]。体重が200ポンド(約91kg)あり、炭水化物を常食している人がその摂取制限を開始すると、身体から減少する余分な水分量は、最大で6ポンド(約2.8kg)以上に達する可能性がある[92][信頼性の低い医学の情報源?]

砂糖中毒

英語圏においては、「Sugar Addiction」(砂糖中毒、砂糖依存症)という言い方が広まっており、「砂糖に対する欲求や、砂糖を多く含んだものが止められないという砂糖に対する渇望感は、中毒症状の一種であり、その中毒症状を惹き起こすのは砂糖である」という見方が広まっている。アメリカ合衆国の歯科医師ウェストン・プライスは、狩猟採集生活を送っている集団の食生活についての研究をまとめた報告書『食生活と身体の退化―先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響』(1939年)の中で、「砂糖を食べるようになってから、虫歯を患ったり、栄養不足に伴う病気が増えた」と述べている。[信頼性の低い医学の情報源?]

イギリスの生理学者栄養学者ジョン・ユドキン(John Yudkin)は、ミネソタ大学の生理学者アンセル・キース(Ancel Keys)と、「砂糖・脂肪論争」を繰り広げた。この論争では、「心臓病を惹き起こす原因は(食べ物に含まれる)脂肪分にある」というキースの主張が通り、ユドキンの「砂糖が原因である」との主張は通らなかった。その後、アメリカ合衆国政府は「脂肪の摂取を減らし、炭水化物の摂取を増やせ」と国民に呼びかけたが、肥満・糖尿病・心臓病を患う国民の数は増え続けた[98]。ユドキンは著書『Pure, White and Deadly』(1972年)の中で、「肥満や心臓病を惹き起こす犯人は砂糖であり、食べ物に含まれる脂肪分は、これらの病気とは何の関係もない」と断じている。

1980年代の時点で、砂糖は冠状動脈性心臓病の発症に重要な役割を果たす、と信じていた科学者はほとんどいなかった[99]

ユドキンの主張を支持する者の1人として、カリフォルニア大学神経内分泌学者ロバート・ラスティグ(Robert Lustig)がおり、カリフォルニア大学が製作・公開したラスティグによる講演『Sugar: The Bitter Truth』の中で、「砂糖は毒物であり、ヒトを肥満にさせ、病気にさせる」「砂糖の含有量が多いものには課税すべきだ」と断じており[100]、著書『Fat Chance』の中でもそのように主張している。また、「砂糖はカロリーがあるだけで栄養価は皆無であり、肥満をもたらすだけでなく、タバコアルコールと同じように中毒性が強く、含有する成分の果糖が内分泌系に悪影響を与え、心臓病や心臓発作、2型糖尿病を発症するリスクを高める」として、「砂糖の含有量が多いものには課税すべきである」との主張を科学雑誌ネイチャー誌(Nature)に発表した[101]。ラスティングのこの主張に対して、砂糖を使う商品を作る企業や業界団体が一斉に反論する事態となった[102]

サイエンス・ジャーナリストゲアリー・タウブス(Gary Taubes)は、2016年に出版した著書『The Case Against Sugar』(『砂糖に対する有罪判決』)の中で、「砂糖は『中毒性の強い薬物の一種』であり、ヒトを肥満にさせるだけでなく、心疾患の原因でもあり、健康を脅かす」「肥満とは、身体がホルモン障害を惹き起こした結果であり、そのスイッチを入れるのは砂糖である」と断じている[103]。また、「砂糖は肥満、糖尿病、心臓病、メタボリック症候群を引き起こす原因であり、これにはインスリン抵抗性が関わっている」「砂糖はインスリン抵抗性の直接の原因となる」「インスリン抵抗性は癌の原因となる」と断じている[104]

カナダの腎臓内科医ジェイスン・ファン(Jason Fung)も、「砂糖の摂取は、血糖値および血中のインスリン濃度を速やかに急上昇させ、その状態を長時間に亘って持続させ、さらにはインスリン抵抗性をも同時に惹き起こす」「砂糖や人工甘味料は、インスリン抵抗性を惹き起こす直接の原因となる」「『どれくらいの量なら砂糖を摂取してもいいか』というのは、『どれくらいの量ならタバコを吸ってもいいのか』という質問と同じである」「砂糖を食べると太る。この事実に異を唱える者はいないだろう」「太りたくない、体重を減らしたいのなら、真っ先にやるべきなのは、糖分を厳しく制限することである」と断じている[105]

砂糖への規制

WHO/FAOは、レポート『食事、栄養と慢性疾患の予防』(Diet, Nutrition and the Prevention of Chronic Diseases WHO/FAO 2003年)という報告書の中で、「食事中の総熱量(総カロリー)に占める糖類の摂取量を10%以下にすべきだ」と推奨している [106][107]。なお、日本人の食事摂取基準(2005年版)推定エネルギー必要量の10%を糖類をすべて砂糖に換算した場合、成人で約50—70g程度の量(3gスティックシュガーで17—23本分)に相当する。

2014年、世界保健機関は肥満と口腔の健康に関するシステマティック・レビューを元に[108]、砂糖の摂取量をこれまでの1日あたり10%以下を目標とすることに加え、5%以下ではさらなる利点があるという砂糖のガイドラインの計画案を公開した[109]。具体的には、砂糖の摂取量は「1日にティースプーン6杯分以内(約25g)に抑えること」としている。

2016年10月、世界保健機関は、清涼飲料水に課税することで、「同飲料水の消費を削減でき、肥満と2型糖尿病を減らし、虫歯も減らせるようになる」と発表した[110]肥満税も参照のこと)。

2017年3月、イギリスで、2020年までに市場から年20万トンの砂糖を減らすためにガイドラインを作成し、飲料水は砂糖への課税により、また食品では、シリアル、ヨーグルト、ビスケット、ケーキ、クロワッサン、プリン、アイス、お菓子、調味料から砂糖を減らすように推奨し[111]、同国は「砂糖税」を導入した。

アメリカの消費者団体(Center for Science in the Public Interest)は、「消費者は、糖分を多く含む食品の摂取を控えなければならない。企業は、食品や飲料に加える糖分を減らす努力をしなければならない」[112]と主張し、FDAへソフトドリンクの容器に健康に関する注意書きを表示し、加工食品と飲料によりよい栄養表示を義務付けるよう請求している。アメリカでは肥満対策のため、公立学校で砂糖を多く含んだ飲料を販売しないように合意されている[113]。アメリカでは、マクドナルドペプシコを初めとする11の大企業が、12歳以下の子供に砂糖を多く含む栄養価に乏しい食品の広告をやめることで合意している[114]。イギリスでは2007年4月1日に砂糖を多く含む子供向け食品のコマーシャルが規制された[115]

2011年4月28日、アメリカ食品医薬品局 (FDA)、アメリカ疾病対策センター (CDC)、アメリカ農務省 (USDA)、連邦取引委員会 (FTC) の4機関は、肥満増加の対策として子供に販売する飲食品の指針として、加工食品1食品あたりの上限を、「飽和脂肪酸1グラム、トランス脂肪酸を0グラム、砂糖を13グラム、ナトリウムを210mg」とした[116]


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