泉ピン子 エピソード

泉ピン子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 21:18 UTC 版)

エピソード

橋田ファミリー関連
  • 「橋田ファミリー」の一人として有名だが、自身は「“ファミリー”って嫌いなんですよね。(マスコミや視聴者など)皆がつけちゃったんで、ファミリーじゃないわよ」と発言している[17]
  • 橋田とはプライベートでも一緒に旅行に行くなどの交友があり、橋田の熱海の家を何度も訪れるうちに泉も熱海にマンションを購入し移住することとなった。しかし、橋田は泉に対して「全然友達じゃありません」と『ビートたけしのTVタックル』出演時のインタビューにて語っている。
  • 『橋田壽賀子ドラマスペシャル 妻が夫をおくるとき』で演じた和田利子は、橋田邸で手伝いをしていた人物で、泉自身が橋田邸で本人と会った事がある[18]
  • 橋田が2021年4月4日に急性リンパ腫のため死去した際は、同じ熱海に居を構えていたことから自宅に駆け付けて、橋田の臨終を看取る[19]
対人エピソード
  • 2005年、TBS系列特別ドラマ『美空ひばり物語 - おでことおでこがぶつかって』で美空ひばりの母親役を演じるために16kg体重を減らすダイエットに成功。生前のひばり本人からとても可愛がられ、岸本加世子とともにカラオケに行った時は多くの歌を岸本とリクエストしたという。それについて『ひばりさんにカラオケでリクエストして生で歌ってもらったのは私たちだけだった』とひばりの23回忌法要出席時に岸本と語っていた。ひばりの形見でもある大切な着物も息子の加藤和也から進呈されてTV番組内で紹介している。生前に可愛がられていた杉村春子の形見の着物も所有している。
  • 矢沢永吉の熱狂的なファンで、矢沢と『アリよさらば』で特別出演として共演し、嬉しさのあまり感極まった。現在でも矢沢のライブへは毎回出かける[20]
  • ドラマ共演が縁で宮沢りえ仲間由紀恵上戸彩をプライベートでも実の娘の様に可愛がり、親交が深い。松本めぐみは高校時代からの旧友で、夫の加山雄三と共にプライベートで親交が深く互いに「小夜」「キャプテン」と呼んでいる。小林幸子は「三門マリ子」時代から一緒にキャバレー廻りをして、互いの低迷期の苦労を知る旧知の仲で親友の一人である。
  • 森喜朗とは古くからの友人で、森のパーティーに参加し挨拶したり、森が会長を務める東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の顧問を務めたりしている[21]聖火リレー検討委員会の一員でもあり、2018年1月15日ソウルで行われた平昌オリンピック聖火リレーに参加した。ピン子曰く「あっという間でした」[22]
  • 西田敏行も1976年のドラマ『いごこち満点』での初共演から長きに渡る親友の一人である。村田雄浩坂本冬美を公私共に弟や妹のように可愛がり、村田は妻子と一緒に熱海にある泉の自宅に飲食へ招待されるなど家族ぐるみで交流があり、2022年7月18日の『徹子の部屋』へ一緒に出演したり、坂本とは泉の大切な着物や洋服などをプレゼントしたり、彼女の座長公演や2019年、2020年『徹子の部屋』などの番組で2人仲良く出演している。神田正輝は40年以上の交流がある友達で「小夜ちゃん」と呼んでいる。梅沢富美男とも40年に渡る仲良しの一人で2021年12月21日の『徹子の部屋』に一緒に出演している。
番組エピソード
  • 『ウィークエンダー』は水の江瀧子の代役としての三面記事を紹介するプレゼンターとして抜擢された際、「どうせ一回だけだろ」と思っていたという。だが取り扱うニュースは事件になるような話ではなかったという だがイノブタがツノがあるのに太ももを刺されて死んだという話に、「面白くできない」とあきらめていたところ、「イノブタの交尾のシーンを見ますか?」とスタッフに言われて、そのシーンを鑑賞。本番でその交尾の様子を詳細に語ったところ「一夜にしてスターになった」と、2021年10月23放送日『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』で語っている。今では炎上していただろうと述べている。実際、苦情の電話が鳴りやまなかったらしい。それまでは時代劇の舞台にスリッパで出たり生放送も最後まで出ないなどトラブル続きのタレントだったという。
  • ぴったんこカン・カン』ではぴったん子さん(ピン子扮する派手な化粧のバスガイド)で登場時に、店員から無料で出来合いの商品を貰って食べていた。だがテレビの批評で散々に叩かれると、2010年10月22日放送回から自分の財布を持って払うようになった[23]
  • 値切り交渉や人を持ち上げるのも得意である。『紳助社長のプロデュース大作戦!』(TBS系)で宮古島の民宿「夢来人」に行った際も、値切って買い物をした。民宿のエントランスが殺風景だったので民宿造りに協力した建設会社へ行き、エントランスに使う石と花の手配を依頼し、即エントランスの改造作業に取り掛からせた。一方で、値切った店をPRする等の気遣いも見せている[24]
  • フジテレビ系列の『ペケ×ポン』の2012年4月6日放送回に出演した際、番組司会者の上田晋也くりぃむしちゅー)の入院に伴う代役として熊本から来た上田の兄・上田啓介に対して「素人」呼ばわりして暴言を吐き続けた。これを観た視聴者からは非難が相次いだが[25][26]、それに対して啓介はブログにて「ピン子さんは素人の自分を面白くイジってくれた」と、泉に感謝を表している。
夫とのエピソード
  • 入籍日は1989年7月29日[27]。結婚はしても結婚式は挙げなかった[28]
  • 夫と結婚できた理由について、「(美味しい食べ物を作って)胃袋をつかむのが大事」と述べている。
  • 夫が泉と結婚した理由は、「この人に花嫁衣裳を着せてやりたいと思ったから」。
  • 夫は消化器内科医の武本憲重で朝日放送制作・テレビ朝日系列『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』にゲスト医師として出演したり、泉主演のTBS系列ドラマ『女子刑務所東三号棟』の医療監修を行ったりしている。夫と出会ったのは40歳くらいの頃で、結婚を後押ししたのは友人である西田敏行だった[29]
  • 夫との間に子供はいない。
  • すぐ怒りやすい自分に対して、夫は理論的で頑固な性格で、自分とは反対な性格だと本人は述べている[30]
  • 1990年代に持ち上がった夫の愛人・隠し子騒動では、「許します」と寛容な態度を見せた。
  • 料理は自信があり、夫に1度もインスタント食品を食べさせたことがない。
その他
  • 元々は愛煙家で、たばこだけでなくも好きだったが、50歳の時に禁煙・禁酒した。
  • 野球は阪神ファン[31]。元々は巨人ファンだったが、1985年阪神タイガース日本シリーズを制覇した時に阪神ファンになった。
  • 実母とは泉が2歳の時に死別。その後父は継母と再婚[5]。母が実母ではないと知ったのは小学校4年生の時だった[32]
  • 父は命名する時、『小夜』と書いて『いざよ』と読ませる名前にしたかったが、区役所に受け付けてもらえず断念した。泉は後になって自分の名前について「画数が結婚出来なさそうな後家の相が出てる」と父に話したところ、父に「そのために名付けたんだ」と言われたという[33]
  • 20代半ばの頃、結婚は一度諦めていたと言う[34]1983年11月18日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日)において「幸せは両方の手に乗りませんから、女優は結婚しなくていいんです」とも発言している[33]。「結婚はしないと思う。するとしていたらとっくにしていたと思う。独り身が寂しいのは当たり前だし、私は孤独に耐えて生きる」と言ったことも述べていたことがある[35]
  • 後輩で“芸能界の女番長”和田アキ子の事を「アッコちゃん」と“ちゃんづけ”で呼んでおり、互いに芸能生活が長かったが面識がなかったそうで泉がドラマで和田の母親役を演じたことが縁となり、2000年代に入ってから仲良しの間柄になったと2019年『徹子の部屋』へ加山雄三と3人で出演時に語っている。
  • 役者仲間の電話番号をほとんど知らない[36]

注釈

  1. ^ セールス10.9万枚、オリコンランキング最高37位のヒット。
  2. ^ NHKあなたのメロディー」参加曲。

出典

  1. ^ a b c d e “泉のごとくSEX用語 ピン子売り出す 歌謡漫談―いまテレビ三面記事レポーター 熱艶買われ映画へ 東映 文太とベッドシーン”. サンケイスポーツ (産業経済新聞社): p. 11. (1975年7月27日) 
  2. ^ 泉ピン子著『四年目のラブレター』(スコラ)200ページ
  3. ^ a b 泉ピン子著『ここだけのおしゃべり』(立風書房)48ページ
  4. ^ 泉ピン子著『みんな悩んでる -ピン子のツンデレ人生相談』(光文社)147-148ページ
  5. ^ a b c AERA 2003年6月9日号 54-59ページ
  6. ^ 次述する『おしん』が放送された1983年の『第34回NHK紅白歌合戦』では、ヒロイン役の田中裕子と共に紅組司会の候補に挙がった(合田道人『紅白歌合戦の舞台裏』)。
  7. ^ https://www.daily.co.jp/gossip/2014/09/04/0007299197.shtml デイリースポーツ(2014年9月4日)
  8. ^ 平成30年度文化庁長官表彰名簿
  9. ^ 『官報』号外第151号、2019年11月3日
  10. ^ 秋の叙勲、柄本明さんら4113人 伊達忠一氏に桐花大綬章”. 日本経済新聞 (2019年11月3日). 2023年1月20日閲覧。
  11. ^ 『ここだけのおしゃべり』12ページ
  12. ^ 『ここだけのおしゃべり』55ページ、『四年目のラブレター』151ページ
  13. ^ 『ここだけのおしゃべり』68ページ
  14. ^ 2014年7月1日 日本経済新聞 夕刊『こころの玉手箱「落語家 桂ざこば」』より。
  15. ^ 2013年5月26日 (日)「上沼・高田のクギズケ!」”. gooテレビ (2013年5月26日). 2014年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月28日閲覧。
  16. ^ 『みんな悩んでる -ピン子のツンデレ人生相談』「Part8・告白ピン子のどん底(4)・不遇の時代」など。
  17. ^ 婦人公論 2000年4月7日号 73-75ページ
  18. ^ 2012年7月20日放送『ぴったんこカン・カン』”. TVでた蔵 (2012年7月20日). 2014年10月28日閲覧。。この時は和田利子に扮した。
  19. ^ 泉ピン子 橋田寿賀子さんの最期を看取る「私がお化粧をしてあげて、旅立ちました」 - Sponichi Annex 2021年4月5日
  20. ^ 『みんな悩んでる -ピン子のツンデレ人生相談』81ページ
  21. ^ 週刊文春2017年1月5日・12日新年特大号』216ページ
  22. ^ 泉ピン子が聖火リレー 平昌五輪、ソウルで サンケイスポーツ2018年1月15日閲覧。
  23. ^ 2010年10月22日放送『ぴったんこカン・カン』”. TVでた蔵 (2010年10月22日). 2014年10月28日閲覧。
  24. ^ 2011年6月28日放送『紳助社長のプロデュース大作戦!』”. TVでた蔵 (2011年6月28日). 2014年10月28日閲覧。
  25. ^ 泉ピン子「なんだ素人、コラ!」 上田兄罵倒でブログ「炎上」騒ぎ(J-CASTニュース、2012年4月9日)
  26. ^ 読売新聞 2012年4月13日分朝刊27面 放送塔「言葉遣いの悪さ、がっかり」
  27. ^ 『四年目のラブレター』196ページ
  28. ^ 『四年目のラブレター』50ページ
  29. ^ 『四年目のラブレター』52-53ページ
  30. ^ 『四年目のラブレター』161-162ページ
  31. ^ 泉ピン子 愛する阪神にボヤキ デイリースポーツ記者には「書きようがないでしょ」”. デイリースポーツ online (2022年6月2日). 2022年6月2日閲覧。
  32. ^ 『四年目のラブレター』154ページ
  33. ^ a b 『四年目のラブレター』148ページ
  34. ^ 『みんな悩んでる -ピン子のツンデレ人生相談』52ページ
  35. ^ 『四年目のラブレター』205ページ
  36. ^ 泉ピン子語ったえなりかずきの“共演拒否”騒動への思い「悪口を言われても気にしない」
  37. ^ 『西郷どん』新キャスト発表!”. NHKドラマトピックス. NHK (2018年2月14日). 2018年2月14日閲覧。
  38. ^ 岸井ゆきの、松山ケンイチのドラマ「お別れホスピタル」新キャストが明らかに療養病棟が舞台の「お別れホスピタル」ドラマ化、岸井ゆきの・松山ケンイチが出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年1月15日). 2024年1月15日閲覧。
  39. ^ 泉ピン子、昼ドラ初出演 嫁いびりの姑役は「朝ドラのおかげ」”. ORICON (2015年7月24日). 2015年7月24日閲覧。
  40. ^ “泉ピン子、『ドクターX』初参戦 ラーメン店じゃない白衣姿に大張り切り”. ORICON STYLE. (2016年9月21日). https://www.oricon.co.jp/news/2078752/full/ 2016年9月21日閲覧。 
  41. ^ 「よみうり自分史」、泉ピン子さんの映画とコラボ『文化通信』(2018年3月13日)


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