ヴォロ語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 16:43 UTC 版)
ヴォロ語 | |
---|---|
võro kiil | |
話される国 | エストニア |
地域 | ヴォルマー |
話者数 | 約70000人 |
言語系統 | |
表記体系 | ラテン文字 |
公的地位 | |
統制機関 | Võro Institute |
言語コード | |
ISO 639-3 |
vro |
現在、26の学校で週1回ヴォロ語が教えられている。また、ヴォロ語だけで書かれている新聞Uma Lehtが、毎月2回発行されている。
ヴォロ語の読み方は、おおむねエストニア語と同じである。ただし、q は声門閉鎖音を、y は狭中舌非円唇母音を表す。 ś, ń, ĺ, t́, ḱ, h́のような「´」のついた子音字は、口蓋化を表す。ただし、s'のようにアポストロフィーで書かれることもある。
フィンランド語やハンガリー語同様、母音調和が行われる。
言語名別称
- Voro
- Dialekt von Võru
- Vôru
- Võro
- Võro kiil
- Werro
- Võru
- Voru
方言
- セトゥ方言が存在する。ただしその話者達は、自らの言語はヴォロ語の一部などではなく、個別の言語(セトゥ語)であるという意識を持っている。
文字
ヴォロ語は、ラテン文字を使用する。
А /ɑ/ |
B /p/ |
C /t͡s/ |
D /t/ |
E /e/ |
F /f/ |
G /k/ |
H /h/ |
I /i/ |
J /j/ |
K /kk/ |
L /l/ |
M /m/ |
N /n/ |
O /o/ |
P /pp/ |
Q /ʔ/ |
R /r/ |
S /ss/ |
Š /ʃʃ/ |
T /tt/ |
U /u/ |
V /v/ |
W /v/ |
Õ /ɤ/ |
Ä /æ/ |
Ö /ø/ |
Ü /y/ |
X /ks/ |
Y /ɨ/ |
Z /s/ |
Ž /ʃ/ |
' /◌ʲ/ |
脚注
外部リンク
- 1 ヴォロ語とは
- 2 ヴォロ語の概要
固有名詞の分類
- ヴォロ語のページへのリンク