ヒーロークロスライン
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なお、この項目では企画としての『ヒーロークロスライン』を中心に記述する。
企画概要
21世紀のニューヒーローを創出することを提唱し同一の世界設定に基づくパラレルワールド的な世界におけるヒーローもしくはスーパーヒーローが活躍する漫画作品を、各漫画家が新作描き下ろしで生み出す企画である。HXLに参加している漫画は、ある作品における出来事が別の作品に影響したり、別作品のキャラクターが登場するクロスオーバー作品を主体とする点が大きな特徴である。ヒーローを主題とする漫画連載企画なので、いずれの作品にも何らかの形で必ずヒーローが描かれる。しかし硬派でシリアスな作品ばかりではなく、コミカルな作品やパロディを含む作品をも収録している。
HXLの中心となっている人物は「仮面ライダーSPIRITS」の村枝賢一や「スプリガン」のたかしげ宙などであり、彼らの呼びかけに応じた様々な漫画家が参加している。当初はそれぞれの漫画作品を『月刊マガジンZ』(講談社)、The Boots Headquarters(ブーツ本部)が編集し提供していたが、現在は『月刊マガジンZ』の休刊により編集部が解散しているので必ずしもこの通りではない。しかし他作品のキャラクターを使用したり本編に関わる本格的なクロスオーバーをする際などは、作家間で十分な話し合いがされている。他の漫画雑誌などでは掲載作家同士がライバルとなるが、HXLでは掲載作家全員が協力関係となる。この今までの漫画雑誌には無かった点もHXLの特徴と言える。
なお企画開始から約1年半は殆どの参加作品が雑誌媒体には連載されず、無料ウェブコミック誌『ヒーロークロスライン』内で連載されていた。この主にウェブコミックにて展開された時代を『ヒーロークロスライン 第一期』、これ以降の様々な媒体での作品発表時代を『ヒーロークロスライン 第二期』と呼称している。詳細はヒーロークロスライン#歴史を参照。
『ヒーロークロスライン 第二期』では、正確にはHXL参加作品ではない作品とのクロスオーバーも行なわれている。
2019年現在は同人誌とウェブラジオ(ラジオドラマ)において企画が継続されている。
歴史
2007年10月31日 - 当時Yahoo! JAPANにて展開されていた電子書籍サイトYahoo!コミック内の無料マガジンコーナー『ヒーロークロスライン』にて6作品が無料配信開始。毎週水曜日更新だが周期は作品により異なり、購読にはYahoo!コミックの共同ビューワDORを使用した。各作品の連載期間は、ヒーロークロスライン#作品一覧を参照。
2007年12月26日 - 「ヒーロークロスライン2008ニューイヤーカード」と題して各作品関係者による年賀状風イラストが公開された。これは既に連載中の作品ばかりではなく連載予定作品の関係者をも含む計31名によるもので、2008年春などに連載を予定している作者も含まれていた。なお現在、この際に発表されたイラストは馬場民雄の単行本『火星のココロ』第2巻に収録されたもの以外は閲覧不可能な状態にある。
2008年3月21日 - マガジンZKCから一部作品の単行本が発売開始、前日の3月20日より有料電子書籍の配信を開始した。以後、いずれの作品も単行本発売及び電子書籍配信開始に伴い第2話以降の単行本収録分の無料公開が順次終了されるが、Yahoo!コミック配信による他のウェブコミック誌と同様に第1話及び単行本・電子書籍未収録の比較的新しい数話がYahoo!コミックで無料公開されていた。なお、電子書籍にはページの都合で単行本未収録になったものも収録されている場合がある。
2008年10月25日 - 『月刊マガジンZ』公式サイト内特設ページでも毎月25日更新で配信が開始された。これにより、Yahoo!コミックではビューワの関係で読む事の出来なかったMACユーザーにも対応した。現在は配信を終了している。
2009年4月1日 - この日をもってYahoo!コミックでの配信が終了[注 1] したが、「ジエンド」のみ『マガジンSPECIAL』に移籍した。
2009年7月1日 - 『宇宙船』(ホビージャパン)vol.125夏号にて、HXL実写化プロジェクト始動!!と題して岩船山で撮影された[1] ジエンドがメインの正味2分10秒の実写PV制作のメイキング記事が掲載された。さらにこの号から記事連載が開始され、村枝賢一のイラストコラム「英雄無限倉庫」新連載第0回としてもジエンドのイラストが掲載された。
2009年7月8日 - この日に同時発売された『週刊少年サンデー』及び『週刊少年マガジン』32号に「サンデー×マガジン クロスライン」が掲載された。詳細は後述。
2009年7月16日から17日 - 七月BLOG および 公式ブログ にて七月鏡一原作の「闇のイージス」・「暁のイージス」・「JESUS 砂塵航路」と、たかしげ宙原作の「ALCBANE」・「死がふたりを分かつまで」のクロスオーバー展開[注 2] が発表された。これは『ヒーロークロスライン』の方法論を他の作品で試してみるというたかしげ宙の提案に、七月鏡一が同意して実現したもの[注 3]。
2009年12月29日から31日 - コミックマーケット77にて第一期の続き漫画を掲載する公式同人誌『ヒーロークロスライン アフターミッション』01が配布。詳細は該当記事を参照。
2010年1月1日 - 公式インターネットラジオ局『ラジオ劇場HXLアワー』が開局。詳細は該当記事を参照。
2010年2月7日 - PixivにおいてHXL参加作家である椎名かつゆきが、オリジナル怪人募集を開始した。応募された怪人のいくつかは実際に「Z-END」内などに登場している。
2010年5月4日 - 『ラジオ劇場HXLアワー』がラジオ番組「HXLアワー」として、インターネットラジオ局『HiBiKi Radio Station』にて配信がスタートした。
2010年5月21日 - 新宿ロフトプラスワンにてチャリティートークイベント『ヒーロークロス・トーク』が開催され、シークレットゲストとして小倉敏博が参加した。また一部司会として宮崎一成も参加している。
2010年6月21日・6月24日 - HXL参加作家である有里紅良と夢来鳥ねむが所属する創作集団『ら・むうん』が4月より撮影していた「MEAN 遥かなる歌」と「VOID」の実写音楽PVがクランクアップ。コミックマーケット78にてDVD及びサウンドトラックが配布された。
2010年7月25日 - 村枝賢一が当時在住していた江古田にてこの日に行なわれたイベントを皮切りに、Project ENJINが主催するHXLキャラクターによる地域密着型のヒーローショーが不定期で開催された。
2010年12月30日 - コミックマーケット79にて『ヒーロークロスライン アフターミッション』の最終巻となる05が配布。後継誌を予定している事が05と同時発行された04にて発表されたが、配布時期は現在未定となっている。
2011年6月18日 - 四谷天窓にて『ラジオ劇場HXLアワー』のイベント『HXLアワー トークライブ』が開催され、声優陣やスタッフが出演した。
2012年4月1日 - そうさく畑66にてHXLの原画展と参加作家である岡崎つぐおのサイン会が行なわれ、新作「プリマスII」の制作を発表。
2012年5月1日 - イーブックイニシアティブジャパンが運営する電子書籍配信サイトeBookJapanにて、既刊単行本の電子書籍版が順次配信開始。価格は従来より下げられた上に、作品によっては後述の各同人誌に記載された漫画やイラスト等も収録されている[2]。
2012年5月15日 - 上記した電子書籍配信サイトeBookJapan内にて独占配信されているウェブコミック誌『KATANA』第53号より新作漫画・小説が連載開始[2]。このほか、「ALCBANE」と「レイズマン・ゼロ」も第1話からの再録連載が開始されている。
2015年1月17日 - ベルサール秋葉原にて行なわれたイベント・アキバ大好き!祭りの一環として岡崎つぐお、七月鏡一、たかしげ宙による作家トークショーが開催[3]。馬場民雄も観客席から参加した。
2015年1月24日 - 原画展が2月15日まで阿佐ヶ谷アニメストリート内の店舗である阿佐ヶ谷駐屯地にて開催[3]。1月31日には作家トークショーも実施された。
2015年7月21日 - HXL参加作家13名による合作漫画「NEOCROSS トリアプロクス編」が、『KATANA』2015年8月号より連載開始[4]。
2016年6月21日 - 『KATANA』にて連載されていた合作漫画「NEOCROSS トリアプロクス編」が、オンデマンド印刷による紙書籍および電子書籍として発売[5]。
2016年10月4日 - 絶版作品の無料配信サイト・マンガ図書館Zにて、ほぼ全作品の順次配信が開始[6]。配信内容は同人誌や『KATANA』に掲載された作品も含まれている。
作品一覧
- デフォルトでの表示順は発表順。
- 作者名は単行本に記載のある人物のみ記載する。
- 2016年10月現在。
連載中 |
作品名 | 作者(作画) | 原作者など | 掲載誌 | 開始 | 終了 | 注記 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
01 | ジエンド 炎人 The last hero comes alive |
村枝賢一 | - | ヒーロークロスライン | 2007年10月31日 | 2009年 | 3月11日第2部が『マガジンSPECIAL』で連載 |
02 | A PLOT OF NIGHTMARE |
プリマス岡崎つぐお | - | ヒーロークロスライン | 2007年10月31日 | 2009年[注 4] | 4月 1日第2部が『KATANA』で連載 |
03 | クランド | 松本レオ(漫画) | たかしげ宙(原作) | ヒーロークロスライン | 2007年10月31日 | 2009年[注 4] | 1月21日|
04 | 火星のココロ Beautiful Little Garden |
馬場民雄 | - | ヒーロークロスライン | 2007年10月31日 | 2008年 | 6月25日第2部が『KATANA』で連載 |
05 | 亡装遺体ネクロマン | 松本久志 | - | ヒーロークロスライン | 2007年10月31日 | 2008年[注 5] | 8月 6日|
06 | ギャラクティックマンション | なかにしえいじ | - | ヒーロークロスライン | 2007年10月31日 | 2009年 | 3月11日|
07 | MEAN 遥かなる歌 | 栗原一実(漫画) | 長谷川裕一(原作) | ヒーロークロスライン | 2007年10月31日 | 2009年 | 3月11日クリーチャーデザイン:矢野マサキ |
08 | DARK QUEEN | 松原あきら | - | ヒーロークロスライン | 2007年10月31日 | 2008年11月19日 | |
09 | 家族戦隊ノック5 | 能田達規 | - | ヒーロークロスライン | 2007年12月19日 | 2008年 | 5月14日|
10 | ALCBANE | 衣谷遊(漫画) | たかしげ宙(原作) | ヒーロークロスライン | 2007年12月26日 | 2009年[注 6][注 5] | 3月 4日メカデザイン:福地仁 |
11 | ウサ探 | 御童カズヒコ | - | ヒーロークロスライン | 2008年 | 1月 9日2008年11月 | 5日第2部が『KATANA』で連載 |
12 | レイズマン・ゼロ | 出月こーじ | - | ヒーロークロスライン | 2008年 | 1月16日2009年[注 5] | 1月21日|
13 | 童子装甲BEE | おとといきたろう | - | ヒーロークロスライン | 2008年 | 1月23日2009年[注 6][注 5] | 3月11日|
14 | 青の橘花 | 高田慎一郎 | - | ヒーロークロスライン | 2008年 | 4月 9日2009年 | 2月18日|
15 | スタジオ秘密基地劇場 | 長谷川裕一とスタジオ秘密基地 (有賀悠羽揮、花笠比郎、榊蒼十郎他) |
- | ヒーロークロスライン | 2008年 | 5月21日2009年 | 3月 4日|
16 | [注 7] | テンシマン長谷川裕一、有賀悠羽揮 | - | ヒーロークロスライン | - | - | |
17 | [注 7] | レクイエム・ランナー長谷川裕一、榊蒼十郎 | - | ヒーロークロスライン | - | - | |
18 | セイル | 夢来鳥ねむ(漫画) | 有里紅良(原作) | ヒーロークロスライン | 2008年 | 6月11日2009年 | 3月25日コンセプトデザイン:結城信輝 |
19 | ひろよん | 椎名かつゆき | - | ヒーロークロスライン | 2008年 | 7月 9日2009年 | 3月 4日|
20 | VOID | (漫画) | 李成圭七月鏡一(原作) | 月刊マガジンZ、 ヒーロークロスライン |
2008年11月12日 |
2008年12月号[注 8] 2009年4月1日[注 6][注 5] |
2009年3月号VOIDデザイン:福地仁 |
21 | アクセルレックス | おおのじゅんじ | - | ヒーロークロスライン | 2008年11月 | 5日2009年 | 3月 4日|
22 | 銀河ロイドコスモX | 細雪純(漫画) | 関智一(原作) | ヒーロークロスライン | 2008年11月 | 5日2009年[注 4][注 5] | 3月25日クロスダイバーデザイン:早瀬マサト スーパーバイザー:尾上一等[注 9] |
23 | BOOTSの山田さん | 山下てつお | - | ヒーロークロスライン | 2008年11月12日 | 2009年[注 6] | 4月 1日|
24 | シンソウガクシャ | 広石匡司 | - | ヒーロークロスライン | 2008年11月19日 | 2009年 | 3月25日|
25 | The last hero comes alive Z-END |
村枝賢一 | - | マガジンSPECIAL | 2009年No.9 | 2010年No.6 | |
26 | 漢たちの野望 | Dr.モロー | - | ヒーロークロスライン アフターミッション |
01 | 04 | 今後新作が描かれるかは不明 |
27 | ニードルアイ | 大沼弘幸(脚本) 村枝賢一(原案・イラスト) |
新井リュウジ(原作) | ラジオ劇場HXLアワー | 2010年 | 3月29日2011年[注 10] | 6月15日ラジオドラマ作品 小説版が『KATANA』で連載 |
28 | プリマスII | 岡崎つぐお | - | KATANA | 第53号 | 第55号 | 第1話終了扱い 第56号に読み切り掲載 |
29 | 火星のココロ Hero come to Mars. |
馬場民雄 | - | KATANA | 第53号 | 2015年6月号[注 11] | [注 12] |
30 | ニードルアイ | 新井リュウジ(文章) | 村枝賢一(原案・挿絵) | KATANA | 第53号 | 2013年 | 8月号小説作品 |
31 | ウサ探 | 御童カズヒコ | - | KATANA | 第57号 | 2014年 | 5月号|
32 | 童子装甲BEE 続編プロローグ | 岡崎つぐお(作画) | (原作) | おとといきたろうKATANA | 2015年 | 2月号2015年 | 2月号今のところプロローグのみ |
33 | たぎれ!一番星 | 深紫'72 | - | KATANA | 2015年2月号 | 2015年10月号[注 11] | [注 13] |
34 | NEOCROSS トリアプロクス編 | [注 14] | 合作たかしげ宙(脚本) | KATANA | 2015年 | 8月号2015年12月号 |
外伝作品
既存作品を元にした読み切り作品など。
- サンデー×マガジン クロスライン
- VOID -虚無の帆走-(文章:七月鏡一、挿絵:夢来鳥ねむ):『SEIRU Perfect Record』(同人誌)掲載、小説作品
- 電波少女怪人レーダちゃん(原作・イラスト:椎名かつゆき、演出・脚本:大沼弘幸):『ラジオ劇場HXLアワー』2010年1月1日 - 2012年4月1日、ラジオドラマ作品
- PRE=CROSS(たかしげ宙×岡崎つぐお):『ヒーロークロスライン アフターミッション』(同人誌)02掲載
- Charge(馬場民雄):『ヒーロークロスライン アフターミッション』(同人誌)03掲載
- 電波少女怪人レーダちゃんR(原作・イラスト:椎名かつゆき、演出・脚本:大沼弘幸):『アラカルトTV』2012年5月1日 - 配信中、ラジオドラマ作品
関連作品
HXL世界やその平行世界を舞台にした作品
- 死がふたりを分かつまで(原作:たかしげ宙、漫画:DOUBLE-S):『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)連載
- 平行世界を舞台としており、エレメンツ・ネットワーク及び台場巽・アルクベインが登場。また、下記の『「暁のイージス」や「JESUS 砂塵航路」を含む七月鏡一作品共通の世界』と同一世界である。
- 暁のイージス AEGIS IN THE DAWN(原作:七月鏡一、漫画:藤原芳秀):『YSスペシャル』(小学館)連載
- エレメンツ・ネットワーク及び蒼ざめた馬[注 15] が登場。上記に記述した通り「死がふたりを分かつまで」とも同じ世界であり、エレメンツ・ネットワークの登場は上記クロスオーバー企画の起点となっている。
- JESUS 砂塵航路(原作:七月鏡一、漫画:藤原芳秀):コミック小学館ブックス内『モバMAN』(小学館)連載
- エレメンツ・ネットワーク及び台場巽、更にアルクベインが登場。上記クロスオーバー企画での最初の発表には含まれていなかったものの、イージスシリーズが終了している為、この作品内でクロスオーバーが継続された。
- ACLLA 〜太陽の巫女と空の神兵〜(高田慎一郎):ケータイ★まんが王国内『コミックYA!』及びYahoo!ブックストア内『コミックマンガ王+YA!』(menue)連載
- 平行世界を舞台としており、ナユタやDr.ヤコブ・高階など何人かのHXLキャラが登場。作中でHXL作品と同様の演出で、主要登場人物(チャルチ)のノッカーズ化までのプロセスが描かれ、『ノッカーズ』の単語も登場した[7]。関連作品の中で『ノッカーズ』と明言されたのは、この作品のみである。
- 牙の旅商人 〜The Arms Peddler〜(原作:七月鏡一、作画:梟):『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)連載中
- 『増刊ヤングガンガンビッグ』Vol.01に掲載された特別編「剣の夜」にて、主要登場人物(ソーマ)が持つ剣が過去にデミアジウムを混入して作られたことが語られた[8][9]。平行世界を舞台にしていると思われるが、正式なコメントは出されていない。
- なぞらえ屋シリーズ:『ら・むうん』主催の舞台、及び小説(文章:有里紅良、挿絵:中嶋敦子 〈電撃文庫〉 発行:アスキー・メディアワークス 発売:角川グループパブリッシング)
- シリーズ第2弾にあたる舞台「なぞらえ屋 〜不思議底七歌〜」及び小説「なぞらえ屋秘匿文書 桃と鬼の轍」にて、主要登場人物(坂東亮輔)が使用した刀がHXLに関連する刀『死尼神』であった[10]。HXL世界と同一世界なのか平行世界なのかに関しては公式声明が無いが、従来のら・むうん作品群の世界観の下に製作された作品であるためHXL世界とは異なる平行世界である。
- エレメンツ・ネットワーク(原作:たかしげ宙、作画:衣谷遊):『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)2016年No.21掲載
- 「死がふたりを分かつまで」と同一世界で展開される同作品の後日談。しかし内容は台場巽及びアルクベインによるヒーロー漫画であり、衣谷遊が作画担当であることからも雰囲気としては「ALCBANE」に近い。
その他
- 作品世界でアルクベインが登場するテレビ番組が放送されており、主人公はHXLキャラのフィギュアを大量に所持している。公式ブログでも紹介された[11]。読切作品。
- 新仮面ライダーSPIRITS(原作:石ノ森章太郎、漫画:村枝賢一):『月刊少年マガジン』(講談社)連載中
- 2009年8月号掲載の第1話にて、ウサ探が普通のぬいぐるみとして登場。
- マップス ネクストシート(長谷川裕一):『FlexComixブラッド』(フレックスコミックス)連載
- 2010年5月12日配信の第40話にて、レクイエム・ランナーの2人(カーマ・プリズムと風華魔矢)が銀河伝承族のプラズマ化された記録の中に登場。
離脱作品
注釈
- ^ 当初は「エンゲージ」以外の作品の第1回配信分のみ閲覧可能であったが、現在はコンテンツ自体が消滅し無料配信を終了している。
- ^ クロスオーバー自体は「暁のイージス」最終話から行われていたが、この時点で正式発表となる。
- ^ 詳細は こちら を参照。
- ^ a b c d 単行本描き下ろしで完結。
- ^ a b c d e f 第1部完ということになっているが、第2部が開始されるのかは未定。
- ^ a b c d 単行本が先行して終了。
- ^ a b この2作品に関しては「スタジオ秘密基地劇場」の1エピソードではあるが、個別の作品として扱っている場合が多い。
- ^ 『月刊マガジンZ』では最終話の1話前で終了。
- ^ 単行本には夫上一等と書かれているが誤植である。
- ^ 最終章に向けて、現在一時停止中 [1]。
- ^ a b 『KATANA』休刊に伴い、便宜的に最新話掲載号を記載する。
- ^ 第2話までは『ヒーロークロスライン アフターミッション』に掲載された話に加筆ページを追加したものを掲載し、第3話以降は完全新作を掲載。
- ^ 第1話は『HXLIVE ヒーロークロスライブ』に掲載された話を再掲載。
- ^ 参加漫画家:村枝賢一、馬場民雄、御童カズヒコ、栗原一実、高田慎一郎、出月こーじ、細雪純、なかにしえいじ、夢来鳥ねむ、深紫'72、広石匡司、岡崎つぐお
- ^ 読みはHXL版の<ペイルホース>ではなく<ペイルライダー>。
- ^ 単行本にはHXLシリーズのロゴと通しナンバーや年表の記載も無く、連載時に存在したノッカーズなどのHXL用語も違うものに置き換えられている。なお「エンゲージ」の単行本発売以後に発売されたHXLの単行本の年表には第一期最終刊行となる「プリマス」第2巻まで「エンゲージ」も記載されているが、公式サイトや公式ガイドブックでの作品紹介はされていない。HXL公式ブログ 2009年4月2日の記事 でのコメントで広石匡司が、自分が直接会ったわけではないが、渡辺瑞樹サイドから「上手くクロスオーバー出来なかったので離脱した方が良いですよね」との申し出があり、画像・リンク等を外すことも渡辺サイドの希望であることが伝えられた。また 渡辺瑞樹が管理する掲示板 によると、当初は『月刊マガジンZ』で連載する予定でプロットも5話まで完成していたため、HXL一時終了時点でオリジナル作品として卒業したとの事。
- ^ a b AUSDYNはSUNDAYの、MINEZAAGはMAGAZINEのアナグラムとなっている。
- ^ これは犯罪者として逮捕された者から物心つく前、生まれた時点でノッカーズ化した者などかなり幅がある。
- ^ 「亡装遺体ネクロマン」のダイモン、「クランド」の蔵人、「DARK QUEEN」のアレキサンダーなど。
- ^ この大規模火災の様子は『ヒーロークロスライン アフターミッション』に連載中の「ジエンド」にて描かれる予定である。これが描かれる事によって第一部「ジエンド」と第二部「Z-END」が時系列的に繋がる事となる(正確にはこの2作品の間に「サンデー×マガジン クロスライン」が入る)。
- ^ 「童子装甲BEE」では、少なくとも作品の主人公らと近い時代における警察組織ではない。
- ^ これら作品が採用する多世界論については、シュレーディンガーの猫、デイヴィド・ルイスによる様相実在論の項も参照。
- ^ COMITIAへのサークル『ヒーロークロスライン』としての参加はCOMITIA87をもって一旦終了となったが、その後はHXL参加作者の個人サークルで参加している。また、コミックマーケット76から79まで『ヒーロークロスライン』名義での参加が復活しているが、こちらはサークル運営に関しては村枝賢一主導で行なわれていた。
- ^ 2011年1月22日に行なわれたヒーロー撮影会にて子供に無料で配布されたもの。後にCOMITIA95で同人イベント初配布された。
- ^ ラジオドラマの放送とドラマCDの発売の間に発表され、ドラマCDと同時期に単行本が発売される予定だった漫画版のラストと同じ。ただし、漫画版の発表時期が遅れたためドラマCDで先行して発表された。
- ^ a b HXL参加以前に関智一が制作していたものを使用している。
- ^ ヒーローショーから生まれた悪役キャラクターで、正確にはスーツでは無い。オカマ口調で話し、トークが上手い。後に『ヒーロークロスライン アフターミッション』で漫画内に登場。
- ^ 正確にはスーツではない。
出典
- ^ a b c 2010年5月21日開催の『ヒーロークロス・トーク』より。
- ^ a b “ebookjapanでの電子配信開始のお知らせ - ヒーロークロスライン公式ブログ”. ヒーロークロスライン公式サイト (2012年4月26日). 2012年5月8日閲覧。
- ^ a b “ヒーロークロスライン原画展開催! - ヒーロークロスライン公式ブログ”. ヒーロークロスライン公式サイト (2015年1月3日). 2015年1月18日閲覧。
- ^ “村枝賢一×たかしげ宙×岡崎つぐお…漫画家13名が合作描き下ろし!! eBookJapanのwebマガジン「KATANA」にヒーローが集結!!”. 電子書籍・コミックはeBookJapan. イーブックイニシアティブジャパン (2015年7月21日). 2015年7月22日閲覧。
- ^ “『NEO CROSS』 電子書籍・紙書籍、発売開始! - ヒーロークロスライン公式ブログ”. ヒーロークロスライン公式サイト (2016年6月9日). 2016年7月20日閲覧。
- ^ “赤松健@UQホルダーアニメ化決定!さんのツイート: "村枝賢一 『ジエンド 炎人』(全4巻) #マンガ図書館Z”. 赤松健 (@KenAkamatsu) - X(旧Twitter) (2016年10月4日). 2016年10月24日閲覧。
- ^ “Bbmfマガジン - Aclla〜太陽の巫女と空の神兵〜 (4)”. Bbmfマガジン. 2012年5月8日閲覧。
- ^ “Twitter / JULY_MIRROR: 「デミアジウム」。多世界の可能性を選択して切る武士神 ...”. 七月鏡一 (@JULY_MIRROR) - X(旧Twitter) (2011年8月25日). 2012年5月8日閲覧。
- ^ “Twitter / JULY_MIRROR: 「デミアジウム」。「ヒーロークロスライン」の世界のた ...”. 七月鏡一 (@JULY_MIRROR) - X(旧Twitter) (2011年8月25日). 2012年5月8日閲覧。
- ^ “なぞらえ屋 舞録 : 七歌 ネタバラシ隠し玉紹介 その2”. なぞらえ屋 舞録 (2011年4月16日). 2012年5月8日閲覧。
- ^ “いろいろお知らせです - ヒーロークロスライン公式ブログ”. ヒーロークロスライン公式サイト (2009年4月9日). 2012年5月8日閲覧。
- ^ a b 原作:たかしげ宙、漫画:松本レオ『クランド』 第2巻(第1刷)、講談社、2009年5月29日、3頁。ISBN 978-4-06-349434-1。
- ^ 原作:たかしげ宙、漫画:松本レオ『クランド』 第2巻(第1刷)、講談社、2009年5月29日、7頁。ISBN 978-4-06-349434-1。
- ^ 村枝賢一『ジエンド 炎人 The last hero comes alive』 第2巻(第1刷)、講談社、2008年4月23日、197頁。ISBN 978-4-06-349350-4。
- ^ “ヒーロークロスラインプロジェクトについて”. ヒーロークロスライン公式サイト. 2012年5月8日閲覧。
- ^ アンソロジー『HXL APPENDIX ヒーロークロスラインおまけ本』(第2版第1刷)同人誌、2008年8月15日、34頁。
- ^ 発売時点で社名は「ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン」に変更になっているが商品自体への記載では旧社名となっている。
- ^ 『宇宙船』 vol.128(初版)、ホビージャパン〈HOBBY JAPAN MOOK〉、2010年4月1日、122頁。
固有名詞の分類
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