アウトレンジ戦法 スタンドオフ

アウトレンジ戦法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 08:01 UTC 版)

スタンドオフ

現代戦において長射程の巡航ミサイルなどが敵の対空砲・ミサイルの射程外から攻撃できるのもまさにアウトレンジの原理であるが、ことばとしては攻撃者が敵の射程の「外に立つ」という意味で「スタンドオフ (standoff) 能力」「スタンドオフ・ミサイル」と呼ばれることが多い。このことばは滑空爆弾短距離弾道ミサイル (SRBM) についても使われる。

脚注

注釈

参考文献


  1. ^ 戦艦大和で「米海軍主力艦を確実にアウトレンジする計画が進められた。」 「海軍は32000m以上の砲戦に強い自信を持っていた。 」 戦史叢書・海軍軍戦備(一) P176 P177
  2. ^ 「日本海軍ハ、砲撃ニ大キナ自信ヲイダキ艦隊同士ノ海戦トモナレバ、アメリカ海軍ノ戦艦ノ砲ガ火ヲ吐カヌ前ニソノ長大ナ射程距離ヲモツ「大和」「武蔵」ノ四六センチ主砲デ、アメリカ艦隊ヲ全滅サセ得ルトイウ確信ヲイダクニ至ツタ。」 帝国海軍技術科士官・福井静夫 「戦艦武蔵ノート」P167
  1. ^ a b c 松田 (2009) p.23
  2. ^ 吉田俊雄『指揮官たちの太平洋戦争』光人社NF文庫315頁
  3. ^ 田中健一「マリアナ沖海戦 作戦指導批判に異論あり」『波濤』110号 1994年1月
  4. ^ 太平洋戦争研究会 (2010) p.86
  5. ^ 森山 (2010) p.369
  6. ^ 戦史叢書12マリアナ沖海戦390頁
  7. ^ 戦史叢書12マリアナ沖海戦390頁、源田実『海軍航空隊始末記』文春文庫265-267頁
  8. ^ 阿部善朗『艦爆隊長の戦訓―勝ち抜くための条件』光人社165頁
  9. ^ 阿部善朗『艦爆隊長の戦訓―勝ち抜くための条件』光人社182頁


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