コトブス【Cottbus】
読み方:ことぶす
コトブス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/15 01:30 UTC 版)
紋章 | 地図 |
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基本情報 | |
連邦州: | ブランデンブルク州 |
郡: | 郡独立市 |
緯度経度: | 北緯51度45分38秒 東経14度20分03秒 / 北緯51.76056度 東経14.33417度 |
標高: | 海抜 70 m |
面積: | 165.15 km² |
人口: | 98,359人(2021年12月31日現在) [1] |
人口密度: | 596 人/km² |
郵便番号: | 03042 - 03055 |
市外局番: | 0355 |
ナンバープレート: | CB |
自治体コード: | 12 0 52 000 |
行政庁舎の住所: | Neumarkt 5 03046 Cottbus |
ウェブサイト: | www.cottbus.de |
首長: | ホルガ―・ケルヒ (CDU) |
州内の位置 | |
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コトブス (ドイツ語: Cottbus, 低地ソルブ語: Chóśebuz) は、ドイツのブランデンブルク州の都市。コットブスとも表記される。郡独立市であり、州内では州都ポツダムに続いて二番目に大きい。人口は約10万人である。
地勢・産業
シュプレー川沿いに位置する工業都市であり、ポーランドとの国境まで20kmほどである。近隣の都市としては、約65km北にフランクフルト (オーダー)、約90km南西にドレスデン、約100km北西にベルリンが位置している。歴史的にはラウジッツ地方の都市である。
民族
コトブスには、ドイツ人だけでなくスラヴ系のソルブ人も居住している。そのため、街の標識がドイツ語と低地ソルブ語で併記されることもある。街のヴェント博物館に様々な展示がある。
歴史
10世紀、シュプレー川の中州にソルブ人(ヴェンド人)が居住地を築いたのが起源とされる。13世紀以降、ドイツ人の東方植民が進展する中で、ドイツ人もこの地に住むようになった。
交通
スポーツ
エネルギー・コトブス(FC Energie Cottbus)が、コトブスを本拠地とするサッカークラブである。東西ドイツ統一後、サッカー・ブンデスリーガ1部に在籍したことがある数少ない旧東ドイツクラブの一つである。2003年にブンデスリーガ2部に降格したが、2006年に1部に復帰することが決まった。なお2010年から2011年にかけて相馬崇人が在籍していた。
姉妹都市
9つの都市と姉妹都市提携をしている[2]。
モントルイユ (フランス)1959年
グロッセート(イタリア)1967年
リペツク(ロシア)1974年
ジェロナ・グラ(ポーランド)1975年
トゥルゴヴィシテ(ブルガリア)1975年
コシツェ(スロバキア)1978年
ザールブリュッケン(ドイツ)1987年
ゲルゼンキルヒェン(ドイツ)1995年
ナニートン・アンド・ベッドワース(イギリス)1999年
コトブス出身の著名人
- ガブリエレ・ラインシュ - 陸上競技選手
- ロバート・ハルティング - 陸上競技選手
- クリストフ・ハルティング - 陸上競技選手、ロバートの弟[3][4]
- トニー・マルティン - 自転車競技選手
脚注
- ^ Bevölkerungsentwicklung und Flächen der kreisfreien Städte, Landkreise und Gemeinden im Land Brandenburg 2021 (Fortgeschriebene amtliche Einwohnerzahlen, bezogen auf den aktuellen Gebietsstand)
- ^ “Städtepartnerschaften” (ドイツ語). コトブス市公式サイト. 2018年2月3日閲覧。
- ^ “金メダリストの略歴=クリストフ・ハルティング(男子円盤投げ)〔五輪・陸上〕”. 時事通信社 (2016年8月14日). 2016年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月16日閲覧。
- ^ スポニチアネックス (2016年8月15日). “円盤投げ金メダリストのハルティング 名前を間違えられ会見打ち切る”. Livedoor ニュース. 2016年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月16日閲覧。
外部リンク
- コトブスの公式ホームページ (ドイツ語)
- エネルギー・コトブスのホームページ (ドイツ語)
- ヴェント博物館の内部写真 (ドイツ語)
コトブス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 05:52 UTC 版)
ドイツの都市・コトブスを走るコトブス市電(ドイツ語版)には、1992年から1995年にかけて近代化工事が施工されたKT4Dmを種車としたKTNF6が導入され、1996年1月29日から営業運転を開始した。以降1998年まで26両を対象に改造が実施され、KT4Dmおよび近代化工事未施工のKT4Dの他都市への譲渡も行われた事から、2004年4月1日以降コトブス市電の定期列車にはKTNF6のみが使用されている。最初の改造から15年以上が経過した2012年以降は再度の近代化工事が行われている。 2020年現在在籍するのは21両で、残りの5両のうち1両は事故で廃車となった一方、4両は以下のように他都市の路面電車への譲渡が行われている。 シェーンアイヘ - ベルリン近郊に路線を有するシェーンアイヘ/リューダースドルフ軌道(ドイツ語版)では、主力車両としてコトブス市電から譲渡されたKT4Dが使用されていたが、それらの置き換えおよびバリアフリー化の推進のため、初の超低床電車(部分超低床電車)として同じくコトブス市電で使用されていたKTNF6のうち3両を2009年から2010年にかけて譲受した。塗装変更や内装、機器などシェーンアイヘ/リューダースドルフ軌道に適合させるための改造を受けたのち、同年春季から営業運転に用いられている。また2014年には次に述べるセゲド市電の車両も譲受しているため、2020年現在は4両が使用されている。 セゲド - 2009年にはハンガリーのセゲド市電にも1両が譲渡されたが、1度も営業運転につくことがないまま放置された後、2014年にシェーンアイヘ/リューダースドルフ軌道への再譲渡が実施された。 KTNF6(コトブス) KTNF6(シェーンアイヘ/リューダースドルフ軌道(ドイツ語版))
※この「コトブス」の解説は、「タトラKTNF6」の解説の一部です。
「コトブス」を含む「タトラKTNF6」の記事については、「タトラKTNF6」の概要を参照ください。
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