n 型半導体とは? わかりやすく解説

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エヌがた‐はんどうたい〔‐ハンダウタイ〕【n型半導体】

読み方:えぬがたはんどうたい

不純物入れて負電荷をもつ電子によって電気伝導が起こるようにした半導体。ふつうシリコン・ゲルマニウム微量の燐(りん)・砒素(ひそ)・アンチモンなどを加えて作る。→p型半導体


N型半導体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 00:10 UTC 版)

n型半導体(エヌがたはんどうたい)とは、電荷を運ぶキャリアとして自由電子が使われる半導体である。負の電荷を持つ自由電子がキャリアとして移動することで電流が生じる。つまり、多数キャリアが電子となる半導体である。 例えば、シリコンなど4価元素の真性半導体に、微量の5価元素(リンヒ素など)を不純物として添加することで電子が一つ余分に生じる。この余剰の電子は伝導帯のすぐ下にあるドナー準位に収容され、このドナー準位と伝導体のバンドギャップは小さいためドナー準位の電子は熱的、光エネルギーを加えることにより電子が伝導帯に励起され自由電子となり、電気伝導性を与える。




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