【エレボン】(えれぼん)
elevon.
aileron(補助翼)とelevator(昇降舵)を組み合わせた造語。
無尾翼機の主翼後縁に取り付けられた動翼のこと。
差動させると補助翼の働きをし、同調させると昇降舵の役割を果たす。
補助翼として動作させた場合、特に低速域では垂直尾翼と干渉してロールレートを低下させてしまうため、ミラージュIIIでは低速域では内側のエレボンは動作しないようになっている。
エレボン
(elevon から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 06:37 UTC 版)
エレボン(英語: elevon)またはテールロン(英語: tailerons)は飛行機の操縦に用いる動翼の一つである[1]。
- ^ a b c d 日本航空. “航空実用事典”. 2019年6月1日閲覧。
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- ^ Pilot's Notes pt. 1, ch. 10, para. 1(a).
- ^ Aircrew Manual pt. 1, ch. 7, para. 7.
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- ^ Peacock, Lindsay (1986年). “Delta Dart: Last of the Century Fighters”. NASA. 2020年7月30日閲覧。 [リンク切れ]
- ^ Spearman, M Leroy (1984年6月). “Some aerodynamic discoveries and related NACA/NASA research programs following World War 2”. NASA. 2023年2月22日閲覧。
- ^ a b 『ダッソーミラージュ2000』イカロス出版〈世界の名機シリーズ〉、2011年。ISBN 978-4863203686。
- ^ 浜田一穂「バイオグラフィー・オブ・ミラージュIII」『ダッソー・ミラージュIII』文林堂〈世界の傑作機 No.70〉、1998年。ISBN 978-4893190673。
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