アルカリホスファターゼ
英訳・(英)同義/類義語:alkaline phosphatase
至適pHがアルカリ性側にあるリン酸エステラーゼ。大腸菌由来の酵素や,小ウシ小腸、オキアミから生成した酵素が、組換えDNA実験の際にベクターDNA末端部分の脱リン酸化に利用される。
至適pHがアルカリ性側にあるリン酸エステラーゼ。大腸菌由来の酵素や,小ウシ小腸、オキアミから生成した酵素が、組換えDNA実験の際にベクターDNA末端部分の脱リン酸化に利用される。
「生物学用語辞典」の他の用語
酵素タンパク質モチーフなど: | アミロプシン アラタ体刺激ホルモン アラタ体抑制ホルモン アルカリホスファターゼ アルデヒドオキシダーゼ アルドラーゼ アレスチン |
ALP(アルカリフォスファターゼ) ( alkaline phosphatase )
肝臓でつくられるリン酸化合物を分解(より正確に言えば、アルカリ性の環境でさまざまな化合物の有機リン酸エステルから無機リンを遊離させる働き)をする酵素。ALPは主として肝臓から胆汁のなかに排泄されるため、この値が高い場合には、胆道系に病変(閉塞や狭窄)が疑われます。また、肝臓以外でおもにつくられている臓器には骨・小腸・胎盤などがあります。このため、骨の病気や妊娠中はこの値が上昇します。さらに、骨がつくられる過程で多く生産するところから、正常であっても成長期にある子どもは高めにでることもあります。しかし、悪性腫瘍が骨転移した場合にも同様の現象がみられるため、成長期の子どもといえども注意が必要です。
アルカリフォスファターゼ
アルカリホスファターゼ
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