好中球アルカリホスファターゼとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 化学 > 化合物 > ホスファターゼ > 好中球アルカリホスファターゼの意味・解説 

好中球アルカリホスファターゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/13 11:53 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

好中球アルカリホスファターゼ(こうちゅうきゅうアルカリホスファターゼ、Neutrophil alkaline phosphatase, NAP)は好中球細菌などを貪食し殺菌する上で用いられる酵素である。好中球性細胞のHL60において遊走、活性酸素種(ROS)の生成、アポトーシスの亢進に作用するという報告[1]がある。

NAPスコアは特に慢性骨髄性白血病では異常低値を示し、診断に有用である。一般に好中球が増加した場合はNAPスコアは増加するので、診断的意味は少ないが低値の場合は診断的意義がある。

NAPスコアが変化する主な疾患

脚注

  1. ^ Li, Haining; Zhao, Yao; Li, Wei; Yang, Jin; Wu, Huiyi (2016-07-15). “Critical role of neutrophil alkaline phosphatase in the antimicrobial function of neutrophils”. Life Sciences 157: 152–157. doi:10.1016/j.lfs.2016.06.005. ISSN 1879-0631. PMID 27287680. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27287680/?from_term=neutrophil+alkaline+phosphatase+function&from_pos=1. 
  2. ^ a b c d イヤーノート 2015: 内科・外科編 メディック・メディア ISBN 978-4896325102
  3. ^ 病気がみえるVol.5 P110 メディックメディア社発行 ISBN 978-4896322538

関連項目





好中球アルカリホスファターゼと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「好中球アルカリホスファターゼ」の関連用語

好中球アルカリホスファターゼのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



好中球アルカリホスファターゼのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの好中球アルカリホスファターゼ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS