アルブミンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 物質 > 化合物 > タンパク質 > アルブミンの意味・解説 

アルブミン ( albumin )

血液中や筋肉中など体内広く分布し細胞働き助け機能をもつタンパク成分1日に約12gがおもに肝臓つくられており、所定役目果たしたあとは再び肝臓分解されます。アルブミンは血液内では血漿けっしょう)に存在していますが、出血ヤケド熱傷)、イレウス腸閉塞)、肝硬変ネフローゼ症候群などのような異常病態生じたときには体内循環する血漿の量が減る(低タンパク状態をきたす)ことになりますこのような場合失われた血管内のアルブミン量が50%以下であれば血管外のアルブミンによって代償されるのですが、出血どのように喪失急激な場合ショック起こすこともあるため、薬剤アルブミン製剤)によって不足分補給することになります一般にアルブミン製剤投与されるのは、出血外傷によるショック状態、高度な熱傷ヤケド)、大手術のとき、肝硬変ネフローゼ症候群腹水ふくすい)や乏尿ぼうにょう)がみられるとき、悪性腫瘍(がん)で浮腫(からだのむくみ)や腹水胸水などがあり、他の治療法では改善望めないようケースです。




アルブミンと同じ種類の言葉


固有名詞の分類

このページでは「血液用語辞典」からアルブミンを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からアルブミンを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からアルブミンを検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アルブミン」の関連用語

アルブミンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アルブミンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
e-血液.come-血液.com
Copyright 2024(c) Medical Science Publications,. Inc. All rights reserved

©2024 GRAS Group, Inc.RSS