アルブフェイラとは? わかりやすく解説

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アルブフェイラ【Albufeira】

読み方:あるぶふぇいら

ポルトガル南部港町アラビア語で「海上の城」を意味しイスラム支配時代には城塞築かれた。漁業が盛んで、現在はアルガルベ地方代表する海岸保養地の一として知られる

アルブフェイラの画像
撮影・ReservasdeCoches.com http://os7.biz/u/oKoS5

アルブフェイラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/20 06:40 UTC 版)

Albufeira
所属する県 ファーロ県
面積 140.57 km²
人口 38,966(基礎自治体全体)人
人口密度 277人/km²
所属する教区数 5
自治体首長 José Carlos Martins Rolo
住民呼称 Albufeirense

アルブフェイラ人

都市の休日 8月20日

アルブフェイラAlbufeira [alβuˈfɐjɾɐ] ( 音声ファイル))は、ポルトガルファーロ県の基礎自治体。アルブフェイラという地名はアラビア語のal-Buħayra(潟)に由来する。

歴史

イスラム侵攻以前のアルブフェイラについては知られていない。イスラム教徒が支配した時代、岩だらけの崖の上には城があり、村落を壁が取り巻いていた。1250年、ポルトガル王アフォンソ3世がアルブフェイラを占領し、アヴィシュ騎士団へ与えた。1504年にはマヌエル1世から憲章が与えられた。1755年11月、ポルトガルを襲ったリスボン大地震が村を破壊した。低地の村落は津波の後27軒しか残らなかった。生存者たちは町の近くにある教会へ避難したが、大きな本堂が崩落して227人が犠牲となった。19世紀にも住民の苦難は続いた。廃王ミゲル1世を支持する自由主義派ゲリラが、アルブフェイラで政府軍と衝突したのである。

1960年代以降、小さな漁村であったアルブフェイラは、人気の観光地として成長した。最初は国内旅行者であったが、現在はイギリス人旅行者が多数を占める。

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