アルブトレペノナコグ アルファ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 22:42 UTC 版)
「遺伝子組換え血液凝固第IX因子」の記事における「アルブトレペノナコグ アルファ」の解説
アルブトレペノナコグ アルファ(Albutrepenonacog alfa)は、ヒト血液凝固第IX因子(1~415番アミノ酸)およびヒトアルブミン(434~1,018番アミノ酸)の遺伝子組換え融合糖蛋白質である:5。全長1,018アミノ酸残基からなる約 125kDaの一本鎖糖蛋白質で、アミノ酸部分の分子式はC5077H7846N1367O1588PS67であり、全体の分子量は約125,000である:5。日本では2016年9月に承認された。 製造 遺伝子組換え血液凝固第IX因子と遺伝子組換えアルブミンをヒト第IX因子配列由来のリンカーにより結合させた融合蛋白質であり、全長1,018アミノ酸残基からなる約125kDaの一本鎖糖蛋白質として、CHO細胞から製造される:4。 薬物動態 単回投与時の血中半減期の平均は104.2時間である。
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