薬物動態
【概要】 略号はPK。薬は使用経路により、吸収(adsorption)、分布(distribution)、代謝(metabolism)、排泄(excretion)など複雑な動きをする。それぞれの分布部位ごとに、薬物の濃度、濃度の時間に対する変化などを動的に解析すること。人口動態が人間が生まれて育って死んでいく過程を捉えているのと同じ考え。
【詳しく】 薬物動態は、薬物そのものの様々な特性(物理化学的性質)や剤形、患者自身の病態特性、生理的要因(年齢、妊娠)などにより大きく変動する。さらに、他の薬を併用をしていると、特に吸収、代謝過程などでお互いに影響を及ぼす(薬物相互作用)ことに注意しなければならない。PKは体の側が薬に対する作用である。これに対しpharmacodinamics(PD)は薬の側が体に対する作用である。
薬物動態
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