操縦桿
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 06:57 UTC 版)
操縦桿(そうじゅうかん)とは航空機や宇宙機の進行方向を操縦するため、昇降舵や補助翼を操作するハンドル(取っ手)。
注釈
- ^ さらに、カラム(column, コラム。英語で柱のこと)は支柱部分を、ホイール(wheel, 英語で輪のこと)は握って動かす部分を指して区別することもある。ヨーク(yoke, 英語でくびきのこと)は円形でなくUの字状やY字状の操舵輪を特に指して使われることもある。
- ^ 実際、エールフランス447便墜落事故では副操縦士が失速しているにもかかわらず機首上げ操作を、交代操縦士が失速から回復するために機首下げ操作をそれぞれ行ったことによって操作が相殺され、機長が戻ってきたときにはもはや失速から回復できなくなり、大西洋に墜落した(事故機はフライ・バイ・ワイヤ採用、サイドスティック式操縦桿のエアバスA330である)。
- ^ 多くの場合、渡す側と受ける側で「You have control」「I have control」の声かけが行なわれる。「君が操縦しろ」「私が操縦します」の意。「You have」と声をかけた側は、以後自分が同様に声をかけられ、「I have」と返すまでは操縦桿に一切触らない。
出典
- ^ “旅コラム”. OnTrip JAL. 日本航空 (2015年11月2日). 2021年1月24日閲覧。
- ^ “旅客機の地上走行 実は操縦桿ほぼ不使用です…どうやって曲がるの? 「ティラー」とは”. 乗りものニュース. 2021年6月7日閲覧。
- ^ a b “キャビン&コックピット|シーラスSRシリーズ機能紹介|SR20・SR22・SR22T”. CIRRUS JAPAN. Japan General Aviation Service. 2021年1月24日閲覧。
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