WinGとは? わかりやすく解説

WinG

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 00:27 UTC 版)

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WinG (ウィン・ジー) とは、マイクロソフトWindows 3.1向けに開発したグラフィックライブラリの一つである。

開発の経緯

Windowsに標準搭載されていたグラフィックライブラリ、GDIでは、グラフィックの描画のたびにインタフェースを介してグラフィックカードに描画命令を送る仕組みであったために描画速度が遅く、高速な2D描画を必要としたゲームには利用できなかった。そのため、オフィスアプリケーションやマルチメディアの利用はWindowsだが、ゲームのときはWindowsを終了させ、MS-DOS上でゲームを起動して楽しむのが一般的だった。MS-DOSはマシンのハードウェアを直接制御することができた[1]が、Windows 3.1の上でゲームを動かすとOSが割り込むためにゲームを高速に動作させるのは不可能に近い話だった。また、MS-DOSではOpenGLのようにハードウェアの違いを吸収できなかったので、ソフトメーカーが自力でおびただしい数のハードウェアそれぞれを意識したコードを書くか、他社が提供するドライバとライブラリを利用するしか無かった。そこで、GDIのパフォーマンスの違い(特にBit Block Transfer (BitBlt) 処理)を吸収することで高速描画を可能とするライブラリとして、WinGが開発された。

制限

画面モードが256色であることが前提である。またWinGを最初に使用する際(または画面モードを変更した際)にはプログラムの最初でVRAM構造などによるパフォーマンスの違いを吸収するためにベンチマーク処理を行わなくてはならない。このベンチマーク処理がウイルス感染と誤認され産経新聞の記事になり、ベクターデザイン([いつ?]ベクター)が発売したPack for Winで対応に追われることになった事がある[要出典]

インストール方法

Win32sVideo for Windows同様に、インストーラを利用してインストールすることができた。

DirectXへの移行

このWinGの成果は、Windows 95以後にも活かされた。Windows 95でも、ハードウェアに直接アクセスできない制約が残っているため、WinGを元に32ビットプログラムへの拡張が行われることになる。当初は、Windows Games SDKとして、拡張されたWinGのほか、サウンドチップやジョイパッドなどの入力機器と直接やりとりできるインタフェースとしてリリースされ、その後、マルチメディアテクノロジーの総称としてDirectXと言う名称が与えられた。WinGの後継となったDirectDrawはDirectX 7まで使用され、その後DirectX 8以降はDirect3Dと統合されてDirectX Graphicsとなっている。

WinG使用のゲーム

脚注

[脚注の使い方]

関連項目


ウイング

(WinG から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/15 05:20 UTC 版)

ウイングウィング(wing)は、英語飛行機などののこと。

航空関連

スポーツ関連

自動車関連

  • 自動車のエアロパーツの内、翼のような形状をしたもの。
  • 貨物自動車の荷台形状で、バンボディの側面を上方に跳ね上げて開く形式のもの。ウィングボディ
  • 自動車などのドアの開閉方式の一つで、左右のドアが地面に対して水平に上方に向かって展開する方式のこと。ガルウィングドア

列車の愛称

施設・建築関係

商標・商品名

企業・団体名

バス事業者

  • ウイング (バス事業者) - 京都府京田辺市にある貸切バス事業者。
  • ウイング (北広島市の企業) - 北海道北広島市にある貸切バス・タクシー事業者。
  • 有限会社ウイングサービス - 北海道千歳市にある貸切バス事業者。
  • 株式会社ウイング観光 - 千葉県野田市にある貸切バス事業者。

人名

フィクション

楽曲名

関連項目





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