WebPartConnection コンストラクタ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文
解説
WebPartConnection コンストラクタはパブリックであるため、Web ページのマークアップで接続を宣言すると ASP.NET パーサーがインスタンスを作成できます。このコンストラクタは開発者のコードでの使用は想定していません。
プログラムで WebPartConnection オブジェクトを作成する場合は、WebPartManager コントロールに用意されている WebPartManager.ConnectWebParts メソッドまたは WebPartManager.ConnectWebParts メソッドを使用する必要があります。これらのメソッドは、接続の作成における多くの詳細要件を処理し、WebPartConnection オブジェクトを返します。
WebPartConnection クラスの WebPartConnection コンストラクタは、IsShared プロパティおよび IsStatic プロパティの値を true に設定します。これにより、新しい接続の既定の状態は静的になり (つまり、含まれる Web ページのマークアップで宣言され)、共有されます (ページのすべてのユーザーに表示されます)。これが、<asp:webpartconnection> 要素でページのマークアップに接続を宣言して接続を追加する場合の一般的な手順です。ただし、別の環境では、接続はこれらのプロパティに対して異なる値を持ちます。たとえば、コードで接続オブジェクトを作成してプログラムで接続を追加し、ユーザーが既定のユーザー パーソナル化スコープでページを表示する場合、接続は、動的なユーザー別 (特定のユーザーに対してのみ表示) の接続として作成されます。
メモ |
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IsShared プロパティおよび IsStatic プロパティは読み取り専用です。また、接続の性質を決定するこれらのプロパティは、接続の作成方法 (ページ マークアップによる宣言、独自のコードを使用したプログラム、またはユーザー インターフェイス) に応じて WebPartManager コントロールによって内部的に設定されます。 |
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
- WebPartConnection コンストラクタのページへのリンク