VRマシン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 11:40 UTC 版)
「ソードアート・オンライン」の記事における「VRマシン」の解説
「完全ダイブ(フルダイブ)」を可能とするVR技術を搭載したマシン。ユーザーの脳に直接接続して仮想の五感情報を与え、仮想空間を生成する。作中に登場した主なハードは以下の通り。 ナーヴギア(NerveGear) 茅場晶彦が設計した、民生用フルダイブ型VRマシンの第1号機。 SAO事件では高出力の電磁パルスを発生させて装着者の脳を破壊し、数多くの犠牲者を出した。またALO事件では、フルダイブ技術による人格・思考・記憶操作実験に利用された。 アミュスフィア(AmuSphere) ナーヴギアの後継機で、セキュリティシステムおよびセーフティ機構が強化されている。 SAO事件を踏まえて電磁パルスの出力は大幅に弱められ、脳の破壊は物理的に不可能となったが、同時に解像度が若干低下している。 メディキュボイド(Medicuboid) フルダイブ型VR技術を転用した医療用のマシン。茅場が基礎設計を、神代凛子が開発を行なった。 電磁パルスを発生する信号素子の密度はナーヴギアの数倍もあり、ナーヴギアやアミュスフィアでは難しい体感覚の完璧な遮断も可能となっている。そのためターミナルケアをはじめとする多くの分野で活用が期待されている。 オーグマー(Augma) VRマシンを基に設計された、AR対応ウェアラブル・マルチデバイス。VRマシンと同様、電磁パルスによって視覚情報を脳に入力する。 単純な情報端末として使用する分には命の危険は無いが、内部的にはナーヴギアに近いため、システムのロックを解除すればフルダイブ可能なVRマシンとして使用できるほか、外部給電によるアシストがあれば使用者の脳を破壊し得る。 ソウル・トランスレーター(Soul TransLator) 「プロジェクト・アリシゼーション」も参照 茅場が開発した、彼にとっての本命のVRマシン。茅場が自らの意識を電子化した際には、このマシンのプロトタイプを使用した。 蓄積されたデータは「メディキュボイド」の開発に活かされた。また、このマシンの改良版がプロジェクト・アリシゼーションに用いられた。
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