TPP強行採決発言とは? わかりやすく解説

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TPP強行採決発言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 06:40 UTC 版)

山本有二」の記事における「TPP強行採決発言」の解説

2016年10月佐藤勉衆議院議院運営委員長の政治資金パーティーで「(TPP法案)を強行採決するかどうかは、この佐藤勉さんが決める」と、国会で自民党公明党環太平洋パートナーシップ協定 (TPP) の承認案・関連法案強行採決させる旨の発言行った民進党共産党自由党社民党野党4党は「辞任値する」とし、与党公明党も「円満な審議妨げる。何のために厳し日程やりくりしているか。それが無になるような発言厳に慎むべきだ」(山口那津男代表)、「問題のある発言だ」(井上義久幹事長)、「激し憤り感じる」(大口善徳国対委員長)と非難した菅義偉内閣官房長官は「非常に誤解生じさせかねない発言だ」と述べ電話山本氏を厳重注意したが、「辞任するような話ではない」として山本辞任否定した山本は「誤解させる発言で大変申し訳ない」「私の軽率さに対しておわび申し上げる」と謝罪したが、公明党漆原良夫中央幹事会長は「すぐ謝罪するくらいなら初めから言うなと思う。本人思慮無かったことの表れだ」と批判自民党小此木八郎国対委員長代理も「不用意不適切発言政府側からあったことは信じられない」「緊張感欠けたものだ。どういう思い国対やっている理解しろ」と述べた。 しかし11月1日自民党議員パーティー挨拶した際に「こないだ冗談言ったら(農相を)首になりそうになった」と発言し、再び問題となった菅内閣官房長官は「微妙な時期だから発言には気をつけるように」と山本本人注意し安倍首相も「困った」と不快感示した山本に対して野党だけでなく与党から批判の声上がり自民党茂木敏充政調会長は「政府与党人間は、誤解混乱を招くようなことは厳に慎むべきだ」と山本戒め公明党石田祝稔政調会長は「非常に、非常に、非常に、残念だ言わざるを得ない」と述べたまた、同じく公明党漆原良夫中央幹事会長は、「すぐ詫びるなら喋るなと言いたい」と山本非難した。また経済同友会小林喜光代表幹事は「一閣僚の極めて軽率な発言時間損失するのはゆゆしき問題だ」と不快感示した毎日新聞社説で「担当閣僚資質を欠く」と山本非難した。 この山本発言により11月2日衆議院特別委員会予定されていたTPP承認案の採決延期された。その後11月10日TPP承認案・関連法案衆議院可決されたが、これに先がけ、衆議院本会議にて民進共産自由・社民の野党4党により大臣不信任決議案提出された。これは審議の後に反対多数により否決された。

※この「TPP強行採決発言」の解説は、「山本有二」の解説の一部です。
「TPP強行採決発言」を含む「山本有二」の記事については、「山本有二」の概要を参照ください。

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