エス‐エックス‐オー【SXO】
SXO
別名:検索体験最適化,検索体験の最適化,サーチエクスペリエンスオプティマイゼーション
SXOとは、検索エンジンに好まれ検索結果ページの上位に表示させようとするマーケティング手法(検索エンジン最適化)を、検索エンジンではなくユーザーの検索体験(ユーザーエクスペリエンス)に主眼を置いて捉え治そうとする考え方である。UXを最適化することで、結果的に検索エンジンに好まれSEO的な成功が収められる、という考えが背景にある。
従来のSEOの手法は、検索需要に合致したキーワードを適度な比率で本文中に盛り込んだり、ある程度の文章量を確保して情報量が豊富であることを示したり、といった対策が行われてきた。こうした手法は検索エンジンを相手にした最適化と言うこともできる。この結果、最上位に表示されるページが必ずしもユーザーにとって最適な(検索需要に応える)Webページとは限らないという側面も生じている。SXOは、ユーザーが検索によって解消・解決したい問題に答えるページであるかどうかという基準によってWebページが評価される。併せてWebサイトのユーザビリティやオーソリティも重視し、検索結果が十分に満足できるものとなり得るかどうかを評価する。
SXOは2016年半ば頃からSEOの潮流として本格的に注目され始めた。同年後半には日本国内ではいわゆるWELQ問題なども生じており、より本来的な情報提供の意義が問われる流れになりつつある。
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