SG競走の変遷
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1954年(昭和29年)4月に開催された全国モーターボート競走施行者協議会(全施協)の総会において、競艇発祥を記念し競艇記念日を定めその記念行事を行うことが提案された。これを受け翌年の1955年(昭和30年)5月の全施協臨時総会において、4月6日を競艇記念日として定め、その記念行事として同年8月20日 - 23日、全日本選手権競走に続く特別競走「モーターボート記念競走」が初開催された。 現行の競艇競走格付けが確立されて以降、大村でSG競走が開催された実績はなかったが、2010年(平成22年)6月22日~27日にかけて、第20回グランドチャンピオン決定戦競走(グランドチャンピオン)、翌2011年(平成23年)11月22日~27日にも第14回チャレンジカップ競走が開催され、平成に入って2年連続でSG競走が開催された。 2015年5月に開催されたオールスター競走(笹川賞)では、SG競走では初となる薄暮競走が行われた。基本発走時間は「第1競走スタート展示12:15→本場締切・発走12:40~第12競走スタート展示18:12(準決勝日18:10、決勝日18:03)→本場締切・発走18:40」(会場間場外・電話投票締切は全競走とも本場2分前)に設定している。 令和元年となる2019年8月、「ボートレースメモリアル」の名称で1955年(昭和30年)の初開催から数えて64年ぶりとなる第65回モーターボート記念競走が開催。初日は荒天の中、最終レースまで行われた。 それ以降、令和に入ってSG競走をナイターレースとして初開催されることが目立つようになり、令和2年(2020年)10月にはボートレースダービー(全日本選手権競走)、令和4年(2022年)3月にはボートレースクラシック(総理大臣杯競走)、さらに同年12月には年末のSG競走であるグランプリ(賞金王決定戦競走)と歴史の古いSG競走の3連続初開催も実現した。グランプリ競走では全国では5か所目、グランプリのナイターレース開催は住之江競艇場に続き2場目、5大SGの開催は住之江競艇場、平和島競艇場、戸田競艇場から数えて4場目、クラシックとグランプリの同一年による開催は平和島競艇場に続き2場目となった。
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