Museum Museorumとは? わかりやすく解説

Museum Museorum

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 04:45 UTC 版)

ミヒャエル・ベルンハルト・ヴァレンティニ」の記事における「Museum Museorum」の解説

ヴァレンティニの名を広めた著作『ムセウム・ムセオルム』(Museum Museorum) は、1704年フランクフルト・アム・マイン出版され事典である。副題に「万物舞台」とあり、銅版画挿し絵ふんだんに織り込まれている。内容は、以下の章に分けられている。 鉱物と金属 種植物の根、薬草花 樹皮、木材 果実 樹液樹脂 動物ミイラ人間死体部分を含む)及び動物性のもの さらにヴァレンティニは、多数書物書簡手稿評価行なっており、その中には今日では失われてしまった著書示唆するものもある。『ムセウム・ムセオルム』は、フランス人ピエール・ポメ(フランス語版) (Pierre Pomet) の『及び香辛料信頼できる販売業者』と並び医薬品関連の最も重要なであったまた、これにより18世紀初頭ヨーロッパ知識水準うかがい知るともできる。 この著書には日本からの医薬品治療法いくつか取り上げられているが、特に言及すべきものはもぐさ (Moxa) についての章である。この章は、バタヴィア牧師ヘルマン・ブショフ(ドイツ語版) (Herman Buschoff)、出島商館ウィルレム・テン・ライネおよびエンゲルベルト・ケンペル書いたものをまとめたもので、中央ヨーロッパにおける灸ブームきっかけとなった

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