Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランスとは? わかりやすく解説

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Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/28 23:39 UTC 版)

Mr.Children > Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス
『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』
Mr.Childrenライブ・ビデオ
リリース
録音

ジャンル
時間
レーベル トイズファクトリー
プロデュース Mr.Children
チャート最高順位
  • 週間1位(DVD、オリコン[1]
  • 週間1位(ミュージックDVD、オリコン)[2]
  • 週間1位(Blu-ray、オリコン・2週連続)[1][3]
  • 週間1位(ミュージックBlu-ray、オリコン・2週連続)[4][5]
  • 週間1位(ミュージックDVD・Blu-ray、オリコン)[1]
  • 2023年1月度月間2位(音楽ビデオ、SoundScan Japan[6]
  • 2023年度上半期4位(DVD、オリコン)[7]
  • 2023年度上半期7位(Blu-ray、オリコン)[8]
  • 2023年度上半期6位(ミュージックDVD・Blu-ray、オリコン)[9]
  • 2023年度年間7位(DVD、オリコン)[10]
Mr.Children 映像作品 年表
Mr.Children
Dome Tour 2019
Against All GRAVITY

(2019年)
Mr.Children
30th Anniversary Tour
半世紀へのエントランス

(2023年)
miss you LIVE
(2025年)
EANコード
テンプレートを表示

Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』(ミスター・チルドレン・サーティース・アニヴァーサリー・ツアー はんせいきへのエントランス)は、日本バンドMr.Childrenの26作目の映像作品。2023年1月25日にトイズファクトリーよりBlu-ray DiscDVDで発売された[11]

リリース・音楽性

Blu-ray DiscDVDの2形態で発売。Blu-rayは2枚組、DVDは4枚組。三方背ボックス、2デジパック仕様となっており、96ページのフォトブックおよび鹿野淳によるライナーノーツが封入されている。また、初回購入特典としてステッカーが付属された[12]

Mr.Childrenメジャー・デビュー30周年を記念して開催されたドーム・スタジアムツアー『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』のうち、ツアー最終日となる2022年6月19日に行なわれた大阪ヤンマースタジアム長居公演およびメジャー・デビュー30周年記念日でもある5月10日に行なわれた東京ドーム公演のライブの模様を収録している[11]。監督は稲垣哲朗 (KITE Inc.) が務めた[13]

Mr.Childrenの映像作品としては、前作『Mr.Children Dome Tour 2019 Against All GRAVITY』以来約3年ぶりとなるリリース。

本作発売発表と同時に、東宝配給映画『Mr.Children「GIFT for you」』が2022年12月30日に公開されることが発表[11]。映画でも本作に収録されている映像が使用された。

発売に合わせ、本作に収録されているスタジアム公演の「口笛」「フェイク」「GIFT」「HANABI」の映像およびドーム公演の「youthful days」「Over」の映像がMr.Childrenの公式YouTubeチャンネルにアップロードされた [14][15][16][17][18][19]

2025年4月18日、25日の2日間に渡り、本作に収録されているヤンマースタジアム長居公演のライブ映像がMr.Childrenの公式YouTubeチャンネルで前編、後編に分けプレミア公開され、共に5月1日まで期間限定公開された[20]

アートワーク

本作のアートディレクター森本千絵が担当[11]。森本は「背に! 穴が開いてます! パッケージのエントランスです」「エントランスの先に音色がぎゅっと広がるように、大変こだわった贅沢なパッケージデザインです」とコメントしている[21]

チャート成績

初週でDVD約3.8万枚、Blu-ray Disc約7.0万枚を売り上げ、2023年2月6日付のオリコン週間DVDランキングおよび週間Blu-rayランキングでともに初登場1位を獲得。Mr.Childrenとしては前々作『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』以来となる通算13作目の週間DVDランキング1位、通算7作目の週間Blu-rayランキング1位となった。音楽作品のDVDとBlu-rayを合計した「オリコン週間ミュージックDVD・Blu-rayランキング」でも約10.8万枚を売り上げ初登場1位となり、同じく『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』以来となる通算3作目の映像3部門同時1位を達成した[1]

本作発売翌週となる2月13日付のオリコン週間Blu-rayランキングでは、0.5万枚を売り上げ1位を記録。2週連続の同ランキング1位獲得となった[3]。また、2023年度オリコン年間DVDランキングでは7位にランクインした[10]

出演

収録内容

Blu-ray Disc 1, DVD Disc 1~2

Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス - 2022.6.19 YANMAR STADIUM NAGAI - 完全版
  1. OPENING
  2. 終わりなき旅
    • アウトロのアレンジが変更され、SUNNYピアノとともにMCが行なわれた[23]
  3. 名もなき詩
    • 冒頭の2曲は、野外で日が落ちておらず照明が効かない中でライブがスタートすることを考え選曲したといい、桜井和寿は「その楽曲とメンバーのサウンド自体で圧倒できる曲をって思ったらその2曲だったんですよね。1曲目から本当に心の底から来てよかったって思ってもらえるような、そういう圧倒的なものにしたかったから」と振り返っている[24]
  4. 海にて、心は裸になりたがる
    • ライブスクリーン映像の監督は守崎梢子 (UPAN inc.) が務めた[25]
  5. シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
    • イントロでMCが行なわれた。
  6. innocent world
    • キーを半音下げて演奏された。
    • イントロでMCが行なわれた。
  7. 〈MC〉
  8. 彩り
    • キーを半音下げて演奏された。
  9. 口笛
    • 曲前にMCが行なわれた。
  10. 〈MC〉
    • 桜井、田原健一、SUNNYの3人がセンターステージへ移動[26]
  11. 車の中でかくれてキスをしよう
    • センターステージで、桜井、田原、SUNNYの3人のみによる演奏[26]
  12. 〈MC〉
  13. Sign
    • センターステージでの演奏[27]
    • 演奏後にSEが流れ、5人全員がメインステージへ移動[22]
  14. タガタメ
  15. Documentary film
    • 演奏後、次曲に繋がるSEが流れる。
  16. DANCING SHOES
    • ライブスクリーン映像の監督は半崎信朗が務めた。
  17. LOVEはじめました
  18. フェイク
  19. ニシエヒガシエ
  20. Worlds end
    • DVDではここまでがDisc 1となっている。
  21. 〈MC〉
  22. 永遠
  23. others
  24. 〈SE〉
  25. Tomorrow never knows
  26. 光の射す方へ
  27. fanfare
    • キーを半音下げて演奏された。大サビの一部が省略されている。
  28. エソラ
    • イントロでMCが行なわれた。
  29. 〈MC〉
  30. GIFT
    • キーを半音下げて演奏された。 
  31. 〈ENCORE〉/〈MC〉
  32. HANABI
    • キーを半音下げて演奏された。
  33. 〈MC〉
  34. 生きろ
    • 当時の最新曲であり、桜井曰く「今の僕らを最後に見せて終わりたい」という思いで選曲された[28]
  35. ENDROLL

Blu-ray Disc 2, DVD Disc 3~4

Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス - 2022.5.10 TOKYO DOME - 完全版
  1. OPENING
    • 『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス - 2022.6.19 YANMAR STADIUM NAGAI - 完全版』同様、「優しい歌」のストリングス・バージョンとオープニング映像が流れる。
  2. Brand new planet
  3. youthful days
    • イントロでMCが行なわれた。
    • ドーム公演では、本楽曲と「箒星」「PADDLE」のいずれかが日替わりで演奏された。
  4. 海にて、心は裸になりたがる
  5. シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
    • イントロでMCが行なわれた。
  6. innocent world
    • キーを半音下げて演奏された。
    • イントロでMCが行なわれた。
    • ドーム公演では、本楽曲と「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」のいずれかが日替わりで演奏されたが、東京ドーム公演のみ両曲とも演奏された[29]
  7. 〈MC〉
  8. Over
    • キーを半音下げて演奏された。
    • バンドとしては『ap bank fes '05』以来約17年ぶりに演奏され、バンドとしての演奏が映像化されるのは本作が初となった。
    • ドーム公演では、本楽曲と「Replay」「LOVE」のいずれかが日替わりで演奏された。
  9. Any
    • ライブスクリーン映像の監督は守崎が務めた[25]
  10. 〈MC〉
    • メンバー4人とSUNNYがセンターステージへ移動[30]
  11. くるみ
    • センターステージでの演奏[30]
    • キーを半音下げて演奏された。
  12. 僕らの音
    • センターステージでの演奏[30]
    • ドーム公演では、本楽曲と「Drawing」のいずれかが日替わりで演奏された。
    • 演奏後にSEが流れ、5人全員メインステージへ移動[30]
  13. タガタメ
  14. Documentary film
    • 演奏後、次曲に繋がるSEが流れる。
  15. DANCING SHOES
  16. ロックンロールは生きている
    • ドーム公演では、本楽曲と「LOVEはじめました」のいずれかが日替わりで演奏された。
  17. ニシエヒガシエ
    • ドーム公演では、本楽曲と「フェイク」のいずれかが日替わりで演奏された。
  18. Worlds end
    • DVDではここまでがDisc 3となっている。
  19. 〈MC〉
  20. 永遠
  21. others
  22. 〈SE〉
  23. Tomorrow never knows
  24. fanfare
    • キーを半音下げて演奏された。大サビの一部が省略されている。
    • ドーム公演では、本楽曲と「Dance Dance Dance」のいずれかが日替わりで演奏された。
  25. エソラ
    • イントロでMCが行なわれた。
  26. 〈MC〉
  27. GIFT
    • キーを半音下げて演奏された。
  28. 〈ENCORE〉/〈MC〉
  29. Your Song
    • キーを半音下げて演奏された。桜井による弾き語り[31]
  30. 〈MC〉
  31. 生きろ

脚注

出典

  1. ^ a b c d Mr.Children、デビュー30周年記念ツアーが「映像」3部門同時1位【オリコンランキング】”. ORICON NEWS. オリコン (2023年2月2日). 2023年2月2日閲覧。
  2. ^ オリコン週間 ミュージックDVDランキング 2023年01月23日~2023年01月29日”. ORICON NEWS. オリコン. 2023年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月12日閲覧。
  3. ^ a b オリコン週間 Blu-rayランキング 2023年01月30日~2023年02月05日”. ORICON NEWS. オリコン. 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月12日閲覧。
  4. ^ オリコン週間 ミュージックBlu-rayランキング 2023年01月23日~2023年01月29日”. ORICON NEWS. オリコン. 2023年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月12日閲覧。
  5. ^ オリコン週間 ミュージックBlu-rayランキング 2023年01月30日~2023年02月05日”. ORICON NEWS. オリコン. 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月12日閲覧。
  6. ^ King & Prince、ドーム公演の映像作品がハーフミリオン突破で2023年1月音楽ビデオ・セールス首位【SoundScan Japan調べ】”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2023年2月4日). 2025年7月21日閲覧。
  7. ^ 【オリコン上半期映像ランキング2023】King & Princeのライブ映像作品が「3部門」で1位&2位、嵐、安室奈美恵さんに次ぐ記録も樹立 2ページ目”. ORICON NEWS. オリコン (2023年6月27日). 2025年4月12日閲覧。
  8. ^ 【オリコン上半期映像ランキング2023】King & Princeのライブ映像作品が「3部門」で1位&2位、嵐、安室奈美恵さんに次ぐ記録も樹立 3ページ目”. ORICON NEWS. オリコン (2023年6月27日). 2025年4月12日閲覧。
  9. ^ 【オリコン上半期映像ランキング2023】King & Princeのライブ映像作品が「3部門」で1位&2位、嵐、安室奈美恵さんに次ぐ記録も樹立 4ページ目”. ORICON NEWS. オリコン (2023年6月27日). 2025年4月12日閲覧。
  10. ^ a b 【オリコン年間映像ランキング2023】Snow Man、初の年間ミュージックDVD・BDで首位 歴代5位の期間内売上を記録 3ページ目”. ORICON NEWS. オリコン (2023年12月20日). 2025年4月12日閲覧。
  11. ^ a b c d Mr.Childrenデビュー30周年ツアーが映像作品化、稲垣哲朗監督が手がけた映画「GIFT for you」公開も”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2022年11月24日). 2022年11月24日閲覧。
  12. ^ Live DVD & Blu-ray Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス”. トイズファクトリー. 2025年4月12日閲覧。
  13. ^ 「Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス」Stage Visual / Live Film”. KITE inc.. 2025年4月12日閲覧。
  14. ^ Mr.Childrenデビュー30周年ツアー映像作品よりトレイラー&「youthful days」のライブ映像公開”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2022年12月14日). 2025年7月2日閲覧。
  15. ^ Mr.Children、来年1月25日リリースのライヴDVD&Blu-ray『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』より“Over”ライヴ映像公開”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2022年12月28日). 2025年7月2日閲覧。
  16. ^ Mr.Childrenデビュー30周年ツアー映像作品より「HANABI」ライブ映像公開”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2023年1月4日). 2025年7月2日閲覧。
  17. ^ Mr.Children、1月25日リリースのライヴDVD&Blu-ray『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』より“フェイク”ライヴ映像公開”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2023年1月12日). 2025年7月2日閲覧。
  18. ^ Mr.Children、1月25日リリースのライヴDVD&Blu-ray『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』より“口笛”ライヴ映像公開”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2023年1月18日). 2025年7月2日閲覧。
  19. ^ Mr.Children、1月25日リリースのライヴDVD&Blu-ray『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』より“GIFT”ライヴ映像公開”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2023年1月25日). 2025年7月2日閲覧。
  20. ^ Mr.Children、2022年開催のデビュー30周年記念ツアーよりヤンマースタジアム長居公演のライヴ映像をYouTubeプレミア公開”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2025年4月11日). 2025年4月12日閲覧。
  21. ^ 森本 千絵 (@chiemorimoto_goen) の2023年1月25日の投稿”. 2025年4月12日閲覧。
  22. ^ a b c Mr.Childrenが30周年ツアーに幕!「信じた音を探し続ける」50年目に向けたバンドの終わりなき旅”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2022年6月20日). 2025年4月12日閲覧。
  23. ^ 森朋之 (2022年6月20日). “Mr.Children、30周年記念ツアー『半世紀へのエントランス』日産スタジアム公演完全レポ 彼らにしか実現できない奇跡的ステージ”. リアルサウンド. blueprint. 2025年7月2日閲覧。
  24. ^ 鹿野淳 2022, p. 26.
  25. ^ a b Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス”. UPAN inc.. 2025年7月2日閲覧。
  26. ^ a b 杉浦美恵 (2022年6月22日). “Mr.Children/日産スタジアム”. rockinon.com. ロッキング・オン. 2025年7月2日閲覧。
  27. ^ a b 宗像明将 (2022年6月19日). “【ライブレポート】Mr.Children、2022年という「今」を生きるバンドの姿を刻んだ30周年ツアー”. BARKS. 2025年7月2日閲覧。
  28. ^ 鹿野淳 2022, p. 23.
  29. ^ 鹿野淳 2022, p. 36.
  30. ^ a b c d 鹿野淳 2022, p. 40.
  31. ^ 鹿野淳 2022, p. 42.

参考文献

  • 鹿野淳「Mr.Children」『MUSICA』第16巻第8号、FACT、2022年8月15日、6 - 47頁。

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