ミニカ・トッポ/ トッポBJ
トッポとは、トップが高いことから、かわいさを込めてネーミングした。初代は、ミニカが新軽規格の660ccエンジンを積んで登場した、1990年3月に世に出た。背の高いワゴンは、すぐに大人気となり、生産が追い付かない状態が続いた。2ドアで、左側ドアは大きく、右側は小さい左右非対称タイプ。エンジンは3チューンあり、4WD車もあった。
93年9月、8代目ミニカの発売と同時にフルモデルチェンジ、2世代目になった。従来どおりの2ドアタイプのほか、右側1個、左側2個のドアをもつ1-2ドアを新設定、また標準型よりも70mm高いハイルーフ仕様も出た。4速ATはファジーシフト。4WD車もあった。94年10月には乗用型をすべて1-2ドア化。
96年9月、乗用型に運転席SRSエアバッグを標準装備。97年1月、レトロ調のタウンビーを追加した。
98年10月、新軽規格に対応してフルモデルチェンジした3代目は、トッポBJに名称変更。4ドアワゴンだけで、従来の商用型はなくなった。エンジンは3気筒12バルブ・MVVリーンバーンをおとなしいタイプに、直4・DOHC・20バルブターボを高性能型に搭載。4WD車も設定。BJとはBig Joyの頭文字で、大きな、楽しみの意。
99年10月、内外装の一部変更と同時に、全車を新グレードに改めた。エアロ仕様のRとZ、ホットなMとM-T、ベーシック車Sという設定。
2000年11月、専用のフロントグリルで装った、グッピーという新モデルを設定した。
2001年1月には、内外観を一新するビッグチェンジを行った。外まわりではフロントバンパー、ボンネット、フェンダー、グリル、ヘッドランプ、バックドアパネルなどをリデザイン。運転席・助手席SRSエアバッグ、シートベルトプリテンショナーも標準装備。
2002年9月、ワゴンタイプをMリミテッドというグレードに一本化した。エンジンは3気筒ECI-MULTIだけ、ミッションは5速MTとコラム式4速AT、駆動方式は2WD、4WD。つまり、1モデル4仕様に簡素化、価格も引き下げた。12月にも、Mリミテッドをベースに、4速ATを3速ATに変更した廉価版Sリミテッドを設定、2003年1月から販売を始めた。
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