レーガー

19世紀末から20世紀初頭を生きたドイツ人作曲家。バイエルン州に生まれ、学校教師でアマチュアの音楽家でもあった父と、文学に深く親しんでいた母のもとで育った。生まれてすぐヴァイデンに移り、その地でピアノや弦楽器を弾き始めていたが、専門的な音楽教育を受け始めたのは11歳になってからである。当時、軍隊行進曲を暗譜で誤りなく演奏したレーガーの才能を見出したA. リントナーは、レーガーにバッハのインヴェンションやベートーヴェン、ロマン派のピアノ音楽を教え、同時に教会オルガニストの代行をもまかせるようになっていった。これは、レーガーが生涯オルガン音楽に親しみ、後にその大家となる基礎となった。
15歳になる1888年、バイロイト音楽祭を訪れて強烈な印象を受けたことで、音楽の道に生きる決心をするが、父に倣い国民学校の教師になるためヴァイデンの教員養成学校に進学した。この頃リントナーはレーガーの初期作品のいくつかを、テューリンゲンのゾンダースハウゼンで活躍していたリーマンのもとに送っていた。
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