LGCソフト【LGCソフト】(食用作物)
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登録番号 | 第12564号 |
登録年月日 | 2005年 1月 19日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | LGCソフト よみ:LGCソフト |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、独立行政法人農業生物資源研究所 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1、茨城県つくば市観音台二丁目1番地2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 春原嘉弘、飯田修一、前田英郎、松下景、根本博、石井卓朗、吉田泰二、中川宣興、坂井真、西尾剛 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の「ニホンマサリ」のガンマ線照射突然変異低アミロース系統「NM391」に「エルジーシー1」を交配して育成された固定品種であり、育成地(広島県福山市)における成熟期は早生の早、低アミロース含量、低グルテリン含量の水稲、粳種である。草型は偏穂数、稈長は短、稈の細太は中、剛柔はやや剛、止葉の直立の程度はやや立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや短、穂数はやや多、粒着密度は中、穂型は紡垂状、穎毛の有無と多少は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄である。芒の有無と多少は稀、芒長は極短、芒色は黄白-黄である。玄米の形、大小及び精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は中の上、香りは無、胴割の多少はやや多、食味は上の下である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は早生の早、穂発芽性はやや難、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難、地上部全重はやや小、収量はやや少である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a、穂いもちほ場抵抗性、葉いもちほ場抵抗性及び白葉枯病ほ場抵抗性は中である。アミロース含量はかなり低、蛋白質含量はやや低、グルテリン含量は低である。「ニホンマサリ」と比較して、稈長が短いこと、精玄米千粒重が小さいこと、アミロース含量及びグルテリン含量が低いこと等で、「エルジーシー1」と比較して、稈長が短いこと、精玄米千粒重が小さいこと、アミロース含量が低いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に農業生物資源研究所放射線育種場(現独立行政法人農業生物資源研究所、茨城県那珂郡大宮町)において、出願者所有の「ニホンマサリ」のガンマ線照射突然変異低アミロース系統「NM391」に「エルジーシー1」を交配し、7年に中国農業試験場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、広島県福山市)でF2~F4に個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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