JC20型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 03:26 UTC 版)
.mw-parser-output .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .trow>.thumbcaption{text-align:center}} NSR125R JC20型 1990年モデル NSR125F 日本国内向け仕様 1988年から製造されたモデル。Adriatico(アドリアティコ)のペットネームを持つ。 フレームはダイヤモンド型であるが、左右の主構造部を加圧鋳造製法によって成型し、ボルト結合で一体化したグリメカ製アルミフレームALCAST(アルキャスト)を採用した。同社はアルミキャストホイールの製造を担当したほか、他の各種パーツにイタリア製が使用された。 キャブレター:デロルト サスペンション:マルゾッキ タイヤ(前100/80-17・後130/70-18):ピレリ NSシリンダー:ジェラルドーニ マフラー:ソルファー ヘッドライト・ウインカー・テールランプ等の保安部品:パガーニ・アウトモビリ このほか、ハンドル・マニュアルトランスミッション・チェーン・ステップ類にいたるまでイタリア製である。 ブレーキは前後とも油圧式シングルディスクで、ローター径は前が316mm、後が220mm。エンジンの始動方式はセルフ式であり、エンジン回転数に応じてコンピューターで排気時期を制御するの可変排気孔バルブシステムを搭載する。1989年4月20日には、NS125Fを本田技研工業が輸入販売事業社となる形で同年6月1日に1,000台限定で発売することを発表した。 イタリア本国仕様は最高出力31ps/10,500rpm・最大トルク2.1kgf・m/9,000rpmであるのに対し、日本国内向け仕様は自主規制の関係からエアクリーナーボックスにリストリクターを、エキゾーストパイプにインナーパイプを装着するなどして最高出力22ps/9,000rpm・最大トルク1.8kgf・m/8,500rpmのスペックとされた。 1991年に大きなマイナーチェンジを実施。型式名は引き続きJC20であるが、以下の変更点がある。 後輪サイズを17インチとし、ホイールを新設計の6本スポークタイプへ変更。 フロントサスペンションをショーワ製に変更。 Rはカウルデザインを変更。 Fは車名をNSR125FIIとした上でヘッドライトをメインフレームに直接接続されたサブフレームに附帯させる形に変更。
※この「JC20型」の解説は、「ホンダ・NSR」の解説の一部です。
「JC20型」を含む「ホンダ・NSR」の記事については、「ホンダ・NSR」の概要を参照ください。
- JC20型のページへのリンク