JC08モードの特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/01 19:37 UTC 版)
「JC08モード」の記事における「JC08モードの特徴」の解説
10・15モードの比較と併せると、以下のような特徴を持つ。 要素JC08モード10・15モード平均速度 24.4km/h 22.7km/h 最高速度 81.6km/h 70km/h 所要時間 1204秒 660秒 走行距離 8.172km 4.165km 試験はシャーシダイナモを用いて行うが、事前に走行抵抗を測定し、試験時に同等の負荷をかけることで実際の走行状態に近づけている。速度パターンの他、MT車に適用されるギアポジションも定められており、これに従い変速しなければならない(AT車は適用外で、Dレンジ固定であればどのギアに入っていてもよい)。 変速の面ではJC08モード燃費に特化した制御が可能なAT車に対して、実際の路上におけるギアの選択とJC08モード規程における指定ギアとの乖離があるMT車にとって不利な計測モードとされる。燃費は他にも車両重量、エンジン特性、タイヤの外径を含むオーバーオールでの歯車比などの要素が総合的に関係するため、一概にMT車の燃費が劣るとは限らない。例えばディーゼル車においては現在までにJC08モード燃費が公表された全ての車種においてMT車の燃費値がAT車より優れている他、一部のガソリン車においてもMT車のほうが優れた燃費を記録する例がある。
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