JBC加盟前の歴代の日本人王者・挑戦者
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「国際ボクシング連盟」の記事における「JBC加盟前の歴代の日本人王者・挑戦者」の解説
日本人選手では、初代王座決定戦でIBF世界バンタム級王座を獲得した新垣諭が長い間唯一のIBF世界王者であったが、2013年3月30日に元WBC世界ミニマム級王者で元WBA世界ミニマム級暫定王者(JBCでは届出により引退扱い)の高山勝成が、マリオ・ロドリゲスを判定で破り、日本人選手として29年ぶりに二人目のIBF世界王者となっている。上述のJBC復帰により日本人初のJBC公認のIBF王者となった。WBA・WBC・IBFの3団体での世界王座戴冠も高山勝成が果たした日本人初の快挙である。 その他では、1983年に春日井健がジュニアバンタム級初代王座決定戦で5回KO負け、1985年に川島志伸(川島郭志の実兄)が韓国でフライ級王者、権順天に挑戦して3回KO負け、1987年に川上正治が初代ミニマム級王座決定戦に出場し2回KO負け、同年ロンドンで元日本ウェルター級王者の亀田昭雄がジュニアウェルター級王者、テリー・マーシュに7回KO負け、などの記録が残っている。1987年にはマーシャルアーツ日本キックボクシング連盟のメインエベンターと国際式を兼業していた松田利彦(当時士道館)が、韓国にて国際式ボクシング経験わずか3戦(戦績2勝1敗)で崔漸煥の保持するIBF世界ジュニアフライ級王座に挑戦するも4RKO負け。また、前述の高山勝成は2011年1月にも、南アフリカにて当時のミニマム級王者ヌコシナチ・ジョイに挑戦しているが、偶然のバッティングで王座獲得はならなかった。 なお、2013年4月1日以前のJBCライセンス受給者たるIBF世界タイトル挑戦者は前述の細野雄一のみであったが、IBFへJBCが正式に加盟した事により、2013年4月以降はJBCライセンス受給者が、IBFの世界タイトルにライセンスを保持したまま挑戦者として対戦する事が認められるようになった。
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