ITypedList インターフェイス
アセンブリ: System (system.dll 内)


たとえば、customer テーブルを表す DataView オブジェクトを使用している場合に、DataView のプロパティではなく、DataView が表す customer オブジェクトのプロパティにバインドするときは、このインターフェイスを使用します。
このインターフェイスは、バインド可能リストをデザイン時にサポートするためには必要ありません。
データ バインディングは実行時でもデザイナ内でも行うことができますが、それぞれの場合について規則があります。実行時には、次のいずれかに格納されているデータにバインドできます。
-
IList を実装しているオブジェクト。ただし、このオブジェクトは、厳密に型指定された Item プロパティを持っている、つまり Type が Object 以外であることが必要です。そのためには、Item の既定の実装をプライベートにします。厳密に型指定されたコレクションの規則に従う IList を作成する場合は、CollectionBase から派生させる必要があります。
デザイナでは、同じ規則に従うことによって、Component オブジェクトへのバインドを初期化できます。
データ ソースへのバインドの詳細については、System.Windows.Forms.Binding クラスのトピックを参照してください。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ITypedList メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | GetItemProperties | データをバインドするために使用される各項目のプロパティを表す PropertyDescriptorCollection を返します。 |
![]() | GetListName | リストの名前を返します。 |

ITypedList メンバ
- ITypedListのページへのリンク