IOC会長選挙
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「第112次IOC総会」の記事における「IOC会長選挙」の解説
1980年からIOCの会長を務めてきたフアン・アントニオ・サマランチ会長の任期満了に伴い、第8代IOC会長選挙が行われた。 立候補した委員(年齢は立候補当時) - ジャック・ロゲ(59) 過去にセーリングでオリンピック出場歴がある。ヨーロッパオリンピック委員会連合(ENOC)会長や、1998年からはIOC理事を務めてきた。 - 金雲龍(70) 1986年にIOC委員就任後、1988年ソウルオリンピックの開催に尽力し、2001年までに副会長や理事を12年間務めた。 - リチャード・パウンド(59) スポンサーのテレビや企業との関係強化など、マーケティング部門に力を注ぎ、IOCの副会長を務めてきた。 - パル・シュミット(59) 1991年から1999年まで、理事や副会長を務め、東欧諸国からの支持が厚かった。 - アニタ・デフランツ(48) 唯一の女性候補で、IOCでは第1副会長を務めてきた。女性スポーツ家やアメリカメディア、黒人運動家からの声に推され、立候補した。 第8次IOC会長選挙候補国1回目2回目ジャック・ロゲ 46 59 金雲龍 21 23 リチャード・パウンド 20 22 パル・シュミット 11 6 アニタ・デフランツ 9 - この結果、第8代IOC会長にはベルギーのジャック・ロゲ委員が就任した。
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IOC会長選挙
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「第125次IOC総会」の記事における「IOC会長選挙」の解説
最終日の10日にはIOC会長選挙が行われる日程が組まれ、第8代会長:ジャック・ロゲの任期満了に伴う後任者(第9代IOC会長)の選出が行われた。ロゲは2001年にモスクワで開かれた第112次IOC総会において会長選挙に当選し、前任のフアン・アントニオ・サマランチから会長職を受け継いでいた。 第9代IOC会長選挙へ立候補した委員は以下の6名であった。 トーマス・バッハ(ドイツ) リチャード・キャリオン(プエルトリコ) 呉経国(台湾) デニス・オズワルド(スイス) セルミャン・ウン(シンガポール) セルゲイ・ブブカ(ウクライナ) この6名で会長選出投票が行われ、トーマス・バッハ(ドイツ)が2回目の投票で過半数を獲得し、第9代IOC会長に選出された。尚、シンガポールのセルミャン・ウン氏と台湾の呉経国氏が第1回投票で最低得票数が並んだ為に落選者決定戦として実施した。 投票結果 第9代IOC会長選挙投票結果候補者 第一回投票 選定投票 第二回投票 トーマス・バッハ 43 — 49 セルゲイ・ブブカ 8 — 4 リチャード・キャリオン 23 — 29 セルミャン・ウン 6 56 6 デニス・オズワルド 7 — 5 呉経国 6 36 —
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