IOC日本代表
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「いだてん〜東京オリムピック噺〜」の記事における「IOC日本代表」の解説
副島道正(そえじま みちまさ) 演:塚本晋也 元貴族院議員、伯爵。 岸清一の後任としてIOC委員となる。1940年の五輪開催権を譲ってもらうためローマへ渡り、体調を崩しながらもムッソリーニ首相との会談を果たして「ローマ開催辞退」の約束を得る。東京招致成功とベルリン五輪を経て変わってゆく嘉納に戸惑い、やがて開催を巡って対立する。 嘉納の没後、戦線が拡大する中でオリンピック本来の理念に則った実施は不可能と判断し、開催返上を決断する。 杉村陽太郎(すぎむら ようたろう) 演:加藤雅也 元国際連盟事務次長。文武両道のエリート外交官であり、嘉納治五郎の愛弟子。 日本が国際連盟を脱退した後は日本人3人目のIOC委員となる。また駐イタリア大使にも就任し、1940年五輪招致において開催地をローマと争った際は、東京に譲ってもらうようムッソリーニ首相との会談を手配する。 しかし1935年のIOCオスロ総会では、国家からの干渉を嫌うイタリアIOC委員のボナコッサと対立。イタリア公使ロドロと結託し、ムッソリーニの息がかかっていることを示して手を引かせようと画策するも、政治とスポーツの分離を重要視するラトゥールの不興を買ってしまう。結局開催地決定は翌年に持ち越しとなり、またIOCにおける嘉納治五郎の存在の大きさを思い知る。 その後、嘉納の手引きで訪日したラトゥールに、自身の行いについて謝罪し、IOC委員を辞任することを表明する。
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