ハインリヒ4世 (ザクセン公)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 00:34 UTC 版)
ハインリヒ4世 Heinrich IV. |
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ザクセン公 | |
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ハインリヒ敬虔公、ルーカス・クラナッハ画
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在位 | 1539年4月17日 - 1541年8月18日 |
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出生 | 1473年3月16日![]() ![]() |
死去 | 1541年8月18日(68歳没)![]() ![]() |
埋葬 | ![]() ![]() |
配偶者 | カタリーナ・フォン・メクレンブルク |
子女 | ジビッレ アエミーリア ジドーニエ モーリッツ ゼフェリヌス アウグスト |
家名 | ヴェッティン家アルブレヒト系 |
父親 | ザクセン公アルブレヒト3世 |
母親 | ズデンカ・ス・ポジェブラト |
宗教 | キリスト教カトリック → ルター派 |

ハインリヒ4世(Heinrich IV., 1473年3月16日 - 1541年8月18日)は、アルベルティン系のザクセン公(在位:1539年 - 1541年)。ハインリヒ敬虔公(Heinrich der Fromme)の呼び名で知られる。アルベルティン系ザクセン公の支配領域は実質的にマイセン辺境伯領であったため、マイセン辺境伯としてハインリヒ5世(Heinrich V.)と数えられることも多い。
生涯
ザクセン公アルブレヒト3世とその妻でボヘミア王イジーの娘であるズデンカの間の次男として生まれた。1500年に父が死ぬと兄ゲオルクがその後を継ぎ、ハインリヒは父が晩年に獲得したフリースラントの領主となった。しかしフリース人達はザクセン公一族による統治に激しく抵抗し、ハインリヒはフリース人との揉め事に疲れて1505年にフリースラントの支配権を兄に譲渡した。代わりに、ハインリヒは兄から年金とザクセン領内のフライベルク及びヴォルケンシュタインの2都市を与えられた。
1517年にマルティン・ルターがドイツで宗教改革を始めると、ハインリヒはその数年後にルター派(福音派)に改宗した。一方、兄ゲオルクとその息子達は敬虔なカトリック信徒のままであった。
1539年2月までに兄の2人の息子が亡くなると、1499年に定められた公国の継承規定に従ってハインリヒがアルベルティン系ザクセン公国の相続人となった。プロテスタント信徒を後継者にしたくないゲオルクは何とかしてハインリヒを排除し、公国を神聖ローマ皇帝カール5世の弟のローマ王フェルディナント(後の皇帝フェルディナント1世)に譲ろうとしたが、1539年4月に廃嫡手続きが終わらないまま亡くなったため、ハインリヒが後を継いだ。公爵位を継いだ時は既に66歳になっていたハインリヒの治世は2年と短かったが、公国の体制宗教をルター派教会に変更した。
子女
1512年にメクレンブルク公マグヌス2世の娘カタリーナと結婚し、間に6人の子女をもうけた。
- ジビッレ(1515年 - 1592年) - 1540年、ザクセン=ラウエンブルク公フランツ1世と結婚
- アエミーリア(1516年 - 1591年) - 1533年、ブランデンブルク=アンスバッハ辺境伯ゲオルクと結婚
- ジドーニエ(1518年 - 1575年) - 1545年、ブラウンシュヴァイク=カレンベルク=ゲッティンゲン公エーリヒ2世と結婚
- モーリッツ(1521年 - 1553年) - ザクセン選帝侯
- ゼフェリヌス(1522年 - 1533年)
- アウグスト(1526年 - 1586年) - ザクセン選帝侯
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「Henry IV, Duke of Saxony」の例文・使い方・用例・文例
- チューダー王家 《Henry 7 世から Elizabeth 1 世までのイギリス王朝 (1485‐1603)》.
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
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