HURRY_GO_ROUNDとは? わかりやすく解説

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HURRY GO ROUND

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/10 09:57 UTC 版)

HURRY GO ROUND
hide with Spread Beaverシングル
初出アルバム『Ja,Zoo
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ユニバーサルビクター
作詞・作曲 hide
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン[1]
  • 1998年度年間41位(オリコン)
  • hide with Spread Beaver シングル 年表
    ever free
    1998年
    HURRY GO ROUND
    1998年
    TELL ME
    2000年
    Ja,Zoo 収録曲
    BREEDING
    (8)
    HURRY GO ROUND
    (9)
    PINK CLOUD ASSEMBLY
    (10)
    テンプレートを表示

    HURRY GO ROUND」(ハリー ゴー ラウンド)は、日本アーティストhideのソロ11枚目、hide with Spread Beaver名義では4枚目となるシングル

    概要・背景

    デモ音源を元に関係者が完成させシングル化された楽曲。PVには収録中の短い映像も収められている。3rdアルバム『Ja,Zoo』の9曲目に収録。

    元々は「memo2」という仮タイトルだった。1997年の冬に山中湖での曲作り合宿の時に作られ、その後放置されていた。当時は二つのデモがあり、1つ目は『Hi-Ho』に近いアレンジで「memo2/山中湖レゲエバージョン」、2つ目は「memo2/山中湖3拍子バージョン」となっていたが、hideとI.N.A.でこの曲の方向性について話し合った結果、両方のバージョンのリズムを1つにまとめる事になった(曲の前半が4/4拍子、後半からは3/4拍子になりつつもヒップホップ・ミュージックレゲエのテイストを兼ね備えたリズム)。

    「3拍子がメリーゴーランド風で良いねぇ。回る回るだねぇ。」などと言いつつ、山中湖合宿でこの曲の原形を作った時にhideが口ずさんでいたメロディーをI.N.A.がストリングスの音で弾き出した時、hideが「おっ、イイねぇ。ストリングス!」と言っていた。翌日、歌詞が完成し「memo2(仮)」は「HURRY GO ROUND」となり、仮のアコースティックギターと仮ボーカルをレコーディングし、I.N.A.がストリングス・パートをレコーディングしようかという段階でhideが、「この曲はもう(完成型が)見えたから終わり。おいといて『Spread Beaverのテーマ』やろう。」と言ったため、I.N.A.がストリングス・パートを「頭の中にセーブ」しておき、後に生のストリングスを録音した。

    hideは仮のギターしか録音していなかったため、本番のレコーディングではPATA[2]KIYOSHIがギターを弾いた[3]。そのため、『Ja,Zoo』に収められている楽曲では唯一hideが楽器を弾いていない。

    元々は9月頃に出す予定で、カップリングにはSpread Beaverによる「TELL ME」の一発録りを入れる予定だった。

    シングルは、1998年11月2日付のオリコン週間シングルランキングで最高2位を獲得した[1]

    hide Seva [C-Aid]ではCHIROLYNがアコギを弾きながらヴォーカルを務めた。その際、CHIROLYNが普段担当していたベースはX JAPANHEATHが弾いた。

    2007年5月2日に、「MISERY」「Beauty & Stupid」「ROCKET DIVE」「ever free」と共にマキシシングル化され、再発売された[3]

    収録曲

    全編曲: hide、I.N.A.、斎藤ネコ
    #タイトル作詞作曲時間
    1.「HURRY GO ROUND」hidehide
    2.「HURRY GO ROUND (voiceless version)」  
    合計時間:

    楽曲解説

    1. HURRY GO ROUND
      日本テレビ系『スーパーテレビ情報最前線』エンディングテーマ[1]
      hide 20th Memorial Projectとして、映画『HURRY GO ROUND』と同時期に制作が進められていたトリビュート・アルバム『hide TRIBUTE IMPULSE』の制作過程で、発売から20年越しボーカルの別テイクが発見された。この別テイクの音源は、オリジナルテイクのPATAによるアコースティック・ギターの演奏に乗せられ、「HURRY GO ROUND (hide vocal Take2)」として映画の主題歌に採用された[2]。後にリリースされた『hide TRIBUTE IMPULSE』にも収録された[4]
    2. HURRY GO ROUND (voiceless version)

    収録アルバム

    参考

    1. ^ a b c HURRY GO ROUND”. ORICON NEWS. オリコン. 2014年11月28日閲覧。
    2. ^ a b “hide未発表音源が主題歌に、映画「HURRY GO ROUND」に生駒里奈も感激”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2018年5月26日). https://natalie.mu/music/news/283917 2019年10月27日閲覧。 
    3. ^ a b “hide、シングル5タイトル再発! 楽曲にまつわるエトセトラ”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2007年5月2日). https://www.barks.jp/news/?id=1000031261 2019年10月27日閲覧。 
    4. ^ hide TRIBUTE IMPULSE - ヴァリアス・アーティスト”. hide. 2018年11月2日閲覧。

    「HURRY GO ROUND」の例文・使い方・用例・文例

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