HDオーディオ
【英】High Definition Audio, HD Audio
HDオーディオとは、HD映像規格向けに策定されたPCのオーディオ関連インターフェース規格である。2004年にIntelが発表した。
それまで、オーディオ関連のインターフェース規格としてはAC'97が標準的であったが、いわゆる次世代DVDの登場に合わせて、HDオーディオが策定された。最近では多くの機器がHDオーディオに対応している。
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HDオーディオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 03:04 UTC 版)
BD-ROMで採用されているロスレスサラウンド音声(ドルビーTrueHD・DTS-HDマスターオーディオ)を通称HDオーディオと呼ぶ。正しく再生するにはBDプレーヤーとAVアンプの双方が対応している必要があり、以下の接続方法がある。 BDプレーヤーがビットストリーム出力に対応している場合、HDMI接続で記録信号のまま出力できる。デコードに対応したAVアンプ側で伸張・再生する。 BDプレーヤー側がデコードに対応している場合、PCMサラウンド音声に伸張しHDMI接続でAVアンプに出力する。プレーヤー・AVアンプの双方がアナログ5.1ch/7.1ch音声出入力を備えていればアナログ接続も可能である。 上記のいずれも満たさない場合でも、プレーヤー・AVアンプの双方に光デジタル音声端子があればサラウンド再生が可能である。ただしこの場合はTrueHD・DTS-HDトラックに併せて収録されるドルビーデジタルやDTSを再生するため音質が劣る(DVD-Video相当)。 2007年以降に発売されたBDプレーヤーはHDオーディオのビットストリーム出力とデコードに対応する場合が多い。PS3はデコードのみ対応(DTS-HDは2008年4月のバージョン2.30アップデートで対応)。 HDオーディオに対応したHDMI Ver.1.3搭載AVアンプは2007年頃から製品が増え、低価格な機種も登場している。HDMI搭載でもHDオーディオ非対応の機種があり、その場合はプレーヤー側でデコードすれば問題はない。 BD-ROMにはこの他にも非圧縮PCMサラウンド音声が採用されている。プレーヤーとAVアンプの双方にHDMI端子またはアナログ5.1ch/7.1ch出入力があれば再生可能である。
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