HD Audioとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > HD Audioの意味・解説 

HD Audio

音楽のほかの用語一覧
技術・規格:  FLAC  General MIDI  GM  HD Audio  HDオーディオ  パッシブスピーカー  ハムノイズ

High Definition Audio

(HD Audio から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 22:36 UTC 版)

High Definition Audio(ハイディフィニション オーディオ)はAudio Codec 97 (AC '97) の後継規格としてインテルが2004年1月に提唱した[1]サウンドインターフェースの標準規格である。2004年4月15日に最初のRev.1.0が発表され[2]、2010年6月17日に曖昧な記述やエラッタ等を修正したリビジョン 1.0a は公表され、現代のPCにおいて標準的なサウンドシステムであり、またソフトウェア側から見たPCサウンドの定義を成している。一般にHD Audio(エイチディー オーディオ)またはHDA(エイチディーエー)と略して称されることが多く、本項においても以降はHD Audioと略称する。開発時のコードネームからAzalia(アザリア)とも呼ばれ、一部マザーボードBIOSではコードネームのまま表記されている製品も存在する。


注釈

  1. ^ PCのヘッドホンジャックから出てくる信号に「ブーン」とハムノイズが入る[3]のは典型的なオーディオ回路とその他の回路とのデカップリング不良であり、設計が悪いものはCPUやハードディスク等の動作に応じて電源に重畳した特徴的なノイズが入る、といった問題があった。ノイズ一般の解説については、デカップリングコンデンサの製造元の記事が詳しい[4]

出典

  1. ^ a b 藤本健 (2004年9月6日). “Intelの新規格「HD Audio」を検証する 〜 前編:対応マザーボードを使って環境を構築 〜”. AV Watch. インプレス. 2024年5月4日閲覧。
  2. ^ a b (英語) (PDF) High Definition Audio Specification. インテル. (2010-06-17). https://www.intel.co.jp/content/dam/www/public/us/en/documents/product-specifications/high-definition-audio-specification.pdf 2024年5月4日閲覧。 
  3. ^ 藤本健 (2019年2月4日). “「パソコンの音が悪い」は当たり前? オーディオ出力性能を数値で比較”. AV Watch. インプレス. 2024年5月4日閲覧。
  4. ^ ノイズ対策 基礎講座【第1部】第3章 ノイズ問題を複雑にする要因”. 村田製作所. 2024年5月4日閲覧。


「High Definition Audio」の続きの解説一覧

「HD Audio」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「HD Audio」の関連用語

HD Audioのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



HD Audioのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリHD Audioの記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのHigh Definition Audio (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS