Fortran 2003とは? わかりやすく解説

Fortran 2003

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 08:20 UTC 版)

「Fortranの言語仕様」の記事における「Fortran 2003」の解説

Fortran 2003はメジャーな改訂であり、たくさんの新しい機能を導入した。 FORTRAN2003における新しい機能の包括的なサマリーは、Fortran Working Group (WG5)のオフィシャルWebサイトから得ることができる。 この記事から、このバージョンが含む大幅な強化は: 派生タイプの強化:使用法が進歩したコントロール、パラメータ化された派生型、改善された構造化コンストラクタとファイナライザー。 オブジェクト指向プログラミングのサポート:オブジェクト指向のタイプの拡張とインヘリタンス、ポリモーフィズム、ダイナミック・タイプアロケーション、タイプ-バウンド・プロセジャー。 データマニピュレーション・エンハンスメント:allocatable コンポーネント (TR 15581の組み入れ)、遅延タイプパラメータ、ボラタイル・アトリビュート、ポインタ-の強化、初期化拡張、内蔵関数の強化。 入出力の強化:非同期転送、ストリーム・アクセス、派生タイプのためのユーザ定義転送オペレーション、ユーザ指定のフォーマット変換時の丸めの制御、接続前のユニットの名前付定数、FLUSH ステートメント、キーワードの規則化、エラーメッセージへのアクセス。 プロセジャーのポインター。 IEEE 浮動小数点と浮動小数点例外処理のサポート(TR 15580の組み入れ)。 C言語との相互運用。 国際的な慣習のサポート:ISO 10646(国際文字セット)の4バイト文字の利用、数値形式の入出力でのデシマル(.)とコンマ(,)の選択。 ホスト・オペレーティングシステムとの一体化の強化。コマンドライン引数、環境変数とプロセッサーエラーメッセージ。 Fortran 2003 への重要な追加は、ISO technical report TR-19767である。 Fortranにおけるモジュール機能の強化。このレポートは、submodulesを提供する。これは、FortranのモジュールをよりModula-2のモジュールに近づける。これらは、Adaのプライベート・チャイルド・サブユニットに似ている。これは分離したプログラムユニットとして表現すべきモジュールの仕様と実装を可能にし、大規模なライブラリのパッケージ化を改善し、インターフェース定義を公開しても企業秘密を保持することを可能にし、コンパイレーション・カスケードを防ぐ。

※この「Fortran 2003」の解説は、「Fortranの言語仕様」の解説の一部です。
「Fortran 2003」を含む「Fortranの言語仕様」の記事については、「Fortranの言語仕様」の概要を参照ください。

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