ELISA法
英訳・(英)同義/類義語:enzyme linked immunosorbent assay, ELISA method
抗原抗体反応を利用した実験技術で、一次抗体もしくは二次抗体に、アルカリホスファターゼ等の酵素を結合させたものを利用し、抗原の検出定量を、酵素反応産物を調べてることで行う手法。
酵素結合免疫測定法
ELISA法
【概要】 イライザほうと読む。酵素抗体法。世界で広く採用されている抗体スクリーニング検査法。微量なものも計ることができることを感度が高いという。ELISA法は自動化機械で一度に大量の検査ができ、酵素の基質を化学蛍光発光物質にするなど精度・感度と測定域の拡大も著しい。大規模な検査室向きで試薬の値段は安い。
【理論】 HIV抗体測定の場合で説明する。まず試験管の中にHIV由来の蛋白抗原をくっつけておく。これに患者の血清を加えると、HIV抗体があれば試験管の表面にある抗原に結合する。これに別の抗体に対する抗体(酵素をくっつけてある)を加えると、くっついた量に応じて酵素が沢山になる。色素反応をさせて、色が濃くなればHIV抗体が多いことになる。この組合わせを変えれば抗原量も計れる。
エライザ法(酵素標識免疫測定法)
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