DetailsView.AutoGenerateEditButton プロパティとは何？わかりやすく解説 Weblio辞書

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DetailsView.AutoGenerateEditButton プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

現在のレコードを編集するための組み込みのコントロールを DetailsView コントロールに表示するかどうかを示す値を取得または設定します。

名前空間: System.Web.UI.WebControls
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Overridable Property
 AutoGenerateEditButton As Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim instance As DetailsView
Dim value As Boolean

value = instance.AutoGenerateEditButton

instance.AutoGenerateEditButton = value

public virtual bool AutoGenerateEditButton
 { get; set; }

C++

public:
virtual property bool AutoGenerateEditButton {
    bool get ();
    void set (bool value);
}

/** @property */
public boolean get_AutoGenerateEditButton ()

/** @property */
public void set_AutoGenerateEditButton (boolean
 value)

JScript

public function get AutoGenerateEditButton
 () : boolean

public function set AutoGenerateEditButton
 (value : boolean)

プロパティ値
現在のレコードを編集するための組み込みのコントロールを表示する場合は true。それ以外の場合は false。既定値は false です。

解説

更新をサポートするデータソースコントロールが DetailsView コントロールにバインドされている場合、DetailsView コントロールはデータソースコントロールの機能を利用して、自動更新機能を提供します。

メモ
データソースコントロールがデータを更新するためには、その SqlDataSource.UpdateCommand プロパティに更新クエリステートメントが設定されていることが必要です。

AutoGenerateEditButton プロパティが true に設定されている場合、Edit ボタンの設定された CommandField 行フィールドが DetailsView コントロールに自動的に表示されます。Edit ボタンをクリックすると、その DetailsView コントロールが編集モードになります。編集モードでは、コントロールにバインドされている読み取り専用ではない各フィールドに、各フィールドのデータ型の適切な入力コントロール (TextBox コントロールなど) が表示されます。これにより、ユーザーはフィールドの値を変更できます。

Edit ボタンも、クリックされると Update ボタンと Cancel ボタンに置き換わります。Update ボタンをクリックすると、データソース内のレコードの値が変更されて更新され、コントロールは DefaultMode プロパティで指定されたモードに戻ります。Cancel ボタンをクリックすると値の変更は中止され、コントロールは既定のモードに戻ります。

メモ
DetailsView コントロールをプログラムによって編集モードにするには、ChangeMode メソッドを使用します。

AutoGenerateRows プロパティも true に設定されている場合、DetailsView コントロールは、DataKeyNames プロパティで指定されているフィールドを自動的に読み取り専用にします。

メモ
独自の更新機能を実装する場合を除いて、自動更新機能が動作するようにするには、DataKeyNames プロパティを設定する必要があります。

DetailsView コントロールが編集モードの場合のデータ行の外観は、EditRowStyle プロパティを使用して制御できます。通常、共通設定には、カスタムの背景色、前景色、およびフォントのプロパティが含まれます。

DetailsView コントロールには、レコードが更新されたときにカスタムアクションを実行するために使用できる複数のイベントが用意されています。使用できるイベントの一覧を次の表に示します。

イベント	説明
ItemUpdated	Update ボタンがクリックされた場合に、DetailsView コントロールがレコードを更新した後で発生します。このイベントは、更新操作の結果を確認する場合によく使用されます。
ItemUpdating	Update ボタンがクリックされた場合に、DetailsView コントロールがレコードを更新する前に発生します。このイベントは、更新操作をキャンセルする場合などに使用されます。
ModeChanged	DetailsView コントロールがモードを変更した後で発生します。
ModeChanging	DetailsView コントロールがモードを変更する前に発生します。このイベントは、モードの変更をキャンセルする場合によく使用されます。

AutoGenerateEditButton の値はビューステートに格納されます。

使用例

AutoGenerateEditButton プロパティを使用して、現在のレコードを編集するための組み込みのコントロールを表示する方法のコード例を次に示します。

Visual Basic

<%@ Page language="VB" %>

<html>
  <body>
    <form id="Form1" runat="server">
        
      <h3>DetailsView AutoGenerateEditButton Example</h3>
                
        <asp:detailsview id="CustomerDetailView"
          datasourceid="DetailsViewSource"
          datakeynames="CustomerID"
          autogenerateeditbutton="true"  
          autogeneraterows="true"
          allowpaging="true"  
          runat="server">
               
          <headerstyle backcolor="Navy"
            forecolor="White"/>
                    
        </asp:detailsview>
        
        <!-- This example uses Microsoft SQL Server and connects
  -->
        <!-- to the Northwind sample database. Use an ASP.NET
     -->
        <!-- expression to retrieve the connection string
 value   -->
        <!-- from the web.config file.                            -->
        <asp:SqlDataSource ID="DetailsViewSource"
 runat="server" 
          ConnectionString=
            "<%$ ConnectionStrings:NorthWindConnectionString%>"
          InsertCommand="INSERT INTO [Customers]([CustomerID], 
            [CompanyName], [Address], [City], [PostalCode], [Country]) 
            VALUES (@CustomerID, @CompanyName, @Address, @City, 
            @PostalCode, @Country)"
          SelectCommand="Select [CustomerID], [CompanyName], 
            [Address], [City], [PostalCode], [Country] 
            From [Customers]">
        </asp:SqlDataSource>
    </form>
  </body>
</html>

<%@ Page language="C#" %>

<html>
  <body>
    <form id="Form1" runat="server">
        
      <h3>DetailsView AutoGenerateEditButton Example</h3>
                
        <asp:detailsview id="CustomerDetailView"
          datasourceid="DetailsViewSource"
          datakeynames="CustomerID"
          autogenerateeditbutton="true"  
          autogeneraterows="true"
          allowpaging="true"  
          runat="server">
               
          <headerstyle backcolor="Navy"
            forecolor="White"/>
                    
        </asp:detailsview>
        
        <!-- This example uses Microsoft SQL Server and connects  -->
        <!-- to the Northwind sample database. Use an ASP.NET     -->
        <!-- expression to retrieve the connection string value
   -->
        <!-- from the web.config file.                            -->
        <asp:SqlDataSource ID="DetailsViewSource" runat="server"
 
          ConnectionString=
            "<%$ ConnectionStrings:NorthWindConnectionString%>"
          InsertCommand="INSERT INTO [Customers]([CustomerID], 
            [CompanyName], [Address], [City], [PostalCode], [Country]) 
            VALUES (@CustomerID, @CompanyName, @Address, @City, 
            @PostalCode, @Country)"
          SelectCommand="Select [CustomerID], [CompanyName], 
            [Address], [City], [PostalCode], [Country] 
            From [Customers]">
        </asp:SqlDataSource>
    </form>
  </body>
</html>

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
DetailsView クラス
DetailsView メンバ
System.Web.UI.WebControls 名前空間
CommandField クラス
DetailsView.AutoGenerateDeleteButton プロパティ
AutoGenerateInsertButton
ChangeMode
DataKey
DataKeyNames
DefaultMode
EditRowStyle
ItemUpdated
ItemUpdating
ModeChanged
ModeChanging
SqlDataSource.UpdateCommand

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