DetailsView.AutoGenerateInsertButton プロパティ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文Dim instance As DetailsView Dim value As Boolean value = instance.AutoGenerateInsertButton instance.AutoGenerateInsertButton = value
/** @property */ public boolean get_AutoGenerateInsertButton () /** @property */ public void set_AutoGenerateInsertButton (boolean value)
public function get AutoGenerateInsertButton () : boolean public function set AutoGenerateInsertButton (value : boolean)
新しいレコードを挿入するための組み込みのコントロールを表示する場合は true。それ以外の場合は false。既定値は false です。
解説挿入をサポートするデータ ソース コントロールが DetailsView コントロールにバインドされている場合、DetailsView コントロールはデータ ソース コントロールの機能を利用して、自動挿入機能を提供します。
.gif) メモ |
|---|
| データ ソース コントロールがデータを挿入するためには、その SqlDataSource.InsertCommand プロパティに挿入クエリ ステートメントが設定されていることが必要です。 |
AutoGenerateInsertButton プロパティが true に設定されている場合、New ボタンの設定された CommandField 行フィールドが DetailsView コントロールに自動的に表示されます。New ボタンをクリックすると、その DetailsView コントロールが編集モードになります。挿入モードでは、コントロールにバインドされている読み取り専用ではない各フィールドに、各フィールドのデータ型の適切な入力コントロール (TextBox など) が表示されます。これにより、ユーザーは新しいレコードのフィールドの値を変更できます。
New ボタンも、クリックされると Insert ボタンと Cancel ボタンに置き換わります。Insert ボタンをクリックすると、データ ソースに新しいレコードが挿入され、コントロールは DefaultMode プロパティで指定されたモードに戻ります。Cancel ボタンをクリックすると挿入操作は中止され、コントロールは既定のモードに戻ります。
挿入モードのレコードの外観は、InsertRowStyle プロパティを使用して制御できます。通常、共通設定には、カスタムの背景色、前景色、およびフォントのプロパティが含まれます。
DetailsView コントロールには、新しいレコードが挿入されたときにカスタム アクションを実行するために使用できる複数のイベントが用意されています。使用できるイベントの一覧を次の表に示します。
| ItemInserted | Insert ボタンがクリックされた場合に、DetailsView コントロールがレコードを挿入した後で発生します。このイベントは、挿入操作の結果を確認する場合などに使用されます。 |
| ItemInserting | [挿入] ボタンがクリックされた場合に、DetailsView コントロールがレコードを挿入する前に発生します。このイベントは、挿入操作をキャンセルする場合などに使用されます。 |
| ModeChanged | |
| ModeChanging | DetailsView コントロールがモードを変更する前に発生します。このイベントは、モードの変更をキャンセルする場合によく使用されます。 |
使用例AutoGenerateInsertButton プロパティを使用して、新しいレコードを DetailsView コントロールに挿入するための組み込みのコントロールを表示する方法のコード例を次に示します。
<%@ Page language="VB" %> <html> <body> <form id="Form1" runat="server"> <h3>DetailsView AutoGenerateInsertButton Example</h3> <asp:detailsview id="CustomerDetailView" datasourceid="DetailsViewSource" datakeynames="CustomerID" autogenerateinsertbutton="true" autogeneraterows="true" allowpaging="true" runat="server"> <headerstyle backcolor="Navy" forecolor="White"/> </asp:detailsview> <!-- This example uses Microsoft SQL Server and connects --> <!-- to the Northwind sample database. Use an ASP.NET --> <!-- expression to retrieve the connection string value --> <!-- from the web.config file. --> <asp:SqlDataSource ID="DetailsViewSource" runat="server" ConnectionString= "<%$ ConnectionStrings:NorthWindConnectionString%>" InsertCommand="INSERT INTO [Customers]([CustomerID], [CompanyName], [Address], [City], [PostalCode], [Country]) VALUES (@CustomerID, @CompanyName, @Address, @City, @PostalCode, @Country)" SelectCommand="Select [CustomerID], [CompanyName], [Address], [City], [PostalCode], [Country] From [Customers]"> </asp:SqlDataSource> </form> </body> </html>
<%@ Page language="C#" %> <html> <body> <form id="Form1" runat="server"> <h3>DetailsView AutoGenerateInsertButton Example</h3> <asp:detailsview id="CustomerDetailView" datasourceid="DetailsViewSource" datakeynames="CustomerID" autogenerateinsertbutton="true" autogeneraterows="true" allowpaging="true" runat="server"> <headerstyle backcolor="Navy" forecolor="White"/> </asp:detailsview> <!-- This example uses Microsoft SQL Server and connects --> <!-- to the Northwind sample database. Use an ASP.NET --> <!-- expression to retrieve the connection string value --> <!-- from the web.config file. --> <asp:SqlDataSource ID="DetailsViewSource" runat="server" ConnectionString= "<%$ ConnectionStrings:NorthWindConnectionString%>" InsertCommand="INSERT INTO [Customers]([CustomerID], [CompanyName], [Address], [City], [PostalCode], [Country]) VALUES (@CustomerID, @CompanyName, @Address, @City, @PostalCode, @Country)" SelectCommand="Select [CustomerID], [CompanyName], [Address], [City], [PostalCode], [Country] From [Customers]"> </asp:SqlDataSource> </form> </body> </html>
プラットフォームWindows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
バージョン情報参照- DetailsView.AutoGenerateInsertButton プロパティのページへのリンク
