DNAシークエンシング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 09:13 UTC 版)
DNA 塩基配列決定 (英語: DNA sequencing) とは、DNAを構成するヌクレオチドの結合順序(塩基配列)を決定することである。単にシークエンシングやシーケンシングとも呼ばれる。DNAは生物の遺伝情報を担う分子であり、基本的にはATCGの4種類の塩基からなる配列の形で符号化されている。そのため、DNAシークエンシングによりこの塩基の順序を調べることは、遺伝情報を解析する上で基本となる手段である。今日では配列決定はミクロなレベルの生物学の基盤となっているのみならず、分類学や生態学のようなマクロな生物学でも盛んに応用されている。また医学面でも遺伝病や感染症の診断や治療法の開発などに役立っている。
- 1 DNAシークエンシングとは
- 2 DNAシークエンシングの概要
- 3 応用先
- 4 各決定方法
- 5 歴史
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