Consusとは? わかりやすく解説

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コンスス 【Consus】

ローマの古い神で、貯蔵され穀物守ってくれる神。その祭に戦車競争をやるので馬の神ネプトゥヌスNeptunus)と混同され、また会議の神ともされた。

コーンスス

(Consus から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 09:20 UTC 版)

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コーンススConsus)は、ローマ神話穀物例祭のコーンスアーリア祭は8月21日12月15日

サビーニー人の女たちの誘拐は8月21日の祭の日に行われたという。ロームルスローマ人に妻となる女性が不足していたため、コーンスス神の祭にサビーニー人を招待し、女たちをさらった。これが原因でローマ人とサビーニー人との間に長い戦争が起こったとされる。

パラティヌス丘の麓の大円形競技場キルクス・マクシムスの中央地下にコーンススの祭壇があり、祭の日のみ掘り出された。祭ではウェスタの巫女クゥイリーヌスのフラーメンが犠牲を捧げ、初穂の奉納と競技、ラバによる競馬が行われ、祭のあいだロバには休みが与えられた。

またコーンスアーリア祭で競馬が行われたため、コーンススはネプトゥーヌス(つまり馬の神ポセイドーン)と同一視された。



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