CUOとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 化学物質辞書 > CUOの意味・解説 
物質名
酸化銅
化学式
CuO
原子量
79.5
融点(℃)
1236
密度(g/cm3
6.45


酸化銅(II)

(CUO から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/11 06:51 UTC 版)

酸化銅(II)
識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.013.882
PubChem CID
RTECS number
  • GL7900000
UNII
CompTox Dashboard (EPA)
特性
化学式 CuO
モル質量 79.55 g mol−1
外観 黒色粉末
密度 6.31 g/cm3
融点

1201 °C (1474 K)

沸点

2000 °C

アルコールへの溶解度 不溶
アンモニア水への溶解度 可溶
バンドギャップ 1.2 eV
構造
単斜晶系mS8[1]
C2/c, #15
a = 4.6837, b = 3.4226, c = 5.1288
α = 90°, β = 99.54°, γ = 90°
危険性
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
Health 2: Intense or continued but not chronic exposure could cause temporary incapacitation or possible residual injury. E.g. chloroformFlammability 0: Will not burn. E.g. waterInstability 1: Normally stable, but can become unstable at elevated temperatures and pressures. E.g. calciumSpecial hazards (white): no code
2
0
1
引火点 不燃性
関連する物質
その他の
陰イオン
硫化銅(II)
その他の
陽イオン
酸化ニッケル(II)
酸化亜鉛
関連物質 酸化銅(I)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

酸化銅(II)(さんかどう に、: copper(II) oxide)は化学式 CuO で表される酸化物で、黒色の粉末。CAS登録番号は[1317-38-0]。アルコールに不溶。塩酸硫酸塩化アンモニウム溶液アンモニア水などに可溶。融点1,026 °C。1,050 °C以上で分解して酸化銅(I)になる。

酸化銅(II)は塩基性酸化物であるので、と反応してを作る。水素または一酸化炭素気流中で250 °Cに加熱すると容易に金属銅還元される。また、黒鉛粉末とともに加熱することによっても還元される。天然では黒銅鉱として産出する。

釉薬の着色剤として利用される。陶磁器に酸化銅(II)を添加した釉薬をかけて焼成すると、酸化焼成では青色-緑色に、還元焼成では赤色に発色する。還元焼成で現れる赤色はかつては釉薬中の酸化銅(II)が金属銅に還元されて発色したものと考えられたが、今日では酸化銅(II)が酸化銅(I)に還元されて赤く発色すると考えられている。

生成

酸化銅(II) は、塩基性炭酸銅の加熱で得られる[2]

この項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますプロジェクト:化学Portal:化学)。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「CUO」の関連用語

1
92% |||||

2
92% |||||

3
92% |||||

4
76% |||||

5
76% |||||

6
76% |||||

7
76% |||||

8
76% |||||

9
76% |||||

10
76% |||||

CUOのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



CUOのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの酸化銅(II) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS