CHOOSE 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
説明
値のリストから指定した値を取り出します。CHOOSE 関数を利用すると、インデックスに指定した番号に基づいて、最大 254 個の値の中から 1 つの値だけを選択できます。たとえば、値 1 から値 7 が 1 週間の曜日になっている場合、インデックスとして 1 から 7 までの任意の数値を指定すると、いずれかの曜日が返されます。
書式
CHOOSE(インデックス, 値 1, [値 2], ...)
- インデックス 必ず指定します。引数リストの何番目の値を選択するかを指定します。インデックスには、1 ~ 254 の数値、または 1 ~ 254 の数値を返す数式またはセル参照を指定します。
- インデックスが 1 の場合は値 1 が返され、2 の場合は値 2 が返されます。インデックスと値との関係は、以下についても同様です。
- インデックスが 1 より小さいか、引数リストの値の個数よりも多い場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
- インデックスに小数点以下の値が含まれていても、整数部分だけが計算に使われます。
- 値 1, 値 2,... 値 1 は必須、値 2 は省略可能です。インデックスに基づいて選択される値または動作を 1 ~ 254 個まで指定します。これらの引数には、数値、セル範囲、名前、数式、関数、または文字列を指定できます。
解説
=SUM(CHOOSE(2,A1:A10,B1:B10,C1:C10))
=SUM(B1:B10)
計算結果として返される値は、セル範囲 B1:B10 に含まれる値の合計になります。
この数式では、まず最初に CHOOSE 関数が計算され、セル範囲 B1:B10 が返されます。次に、SUM 関数が、CHOOSE 関数の結果であるセル範囲 B1:B10 を引数として合計を計算します。
使用例
使用例 1
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
使用例 2
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
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