CHISQ.INV.RT 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
確率 = CHISQ.DIST.RT(x,...) であるとき、CHISQ.INV.RT(確率,...) = x という関係が成り立ちます。この関数は、実測値と期待値を比較して、仮説の妥当性を検定するために使います。
書式
CHISQ.INV.RT(確率,自由度)
CHISQ.INV.RT 関数の書式には、次の引数があります。
解説
- 引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
- 確率 < 0、または確率 > 1 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- 自由度 に小数点以下の値を指定しても切り捨てられます。
- 自由度 < 1 または自由度 > 10^10 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
確率の値が指定されると、CHISQ.DIST.RT(x, 自由度) = 確率 となるような値 x がシークされます。したがって、CHISQ.INV.RT 関数の精度は CHISQ.DIST.RT 関数の精度に依存します。CHISQ.INV.RT 関数では、反復計算の手法が利用されます。64 回反復計算を繰り返しても計算結果が収束しない場合、エラー値 #N/A が返されます。
使用例
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
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