Interaction.Switch メソッド
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)

Dim VarExpr As Object() Dim returnValue As Object returnValue = Interaction.Switch(VarExpr)
- VarExpr
必須。Object パラメータの配列です。偶数個の要素が含まれている必要があります。Object の変数または式をコンマで区切ったリストか、Object 要素の 1 次元配列を指定します。
式のリストを評価し、リスト内で最初に True に評価された式に対応する Object 値を返します。

詳細については、Visual Basic のトピック「Switch 関数」を参照してください。
VarExpr には、式と値を組み合わせた引数を指定します。Switch 関数では、VarExpr における最小のインデックスから最大のインデックスまでの間の奇数番号の式が評価され、最初に True に評価された式に関連付けられている偶数番号の値が返されます。たとえば、VarExpr(0) が True に評価された場合、Switch は VarExpr(1) を返します。VarExpr(0) が False で VarExpr(2) が True であれば、Switch は VarExpr(3) を返します。
VarExpr 引数を指定しなかった場合、Switch は Nothing を返します。
![]() |
---|
引数リストの式には、関数呼び出しを使用できます。Visual Basic コンパイラでは、Switch を呼び出すための引数リストを準備する際に、すべての式に含まれるすべての関数を呼び出します。つまり、引数リストの中で前に位置する式が True に評価されると、その後にある式の関数が呼び出されないため、特定の関数に依存できません。 |

Switch 関数を使用して、市町村名に対応する言語名を返す例を次に示します。これには、Option Strict を Off にする必要があります。
Function matchLanguage(ByVal cityName As String) As String Return CStr(Microsoft.VisualBasic.Switch( _ cityName = "London", "English", _ cityName = "Rome", "Italian", _ cityName = "Paris", "French")) End Function
System.Diagnostics 名前空間には Switch という名前のクラスも含まれているため、Switch 関数の呼び出しは Microsoft.VisualBasic 名前空間を使用して限定する必要があります。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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