Balloon Balloon (Inspired Video)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 06:18 UTC 版)
「9999 (アルバム)」の記事における「Balloon Balloon (Inspired Video)」の解説
THE YELLOW MONKEYは、「GRATEFUL SPOONFUL」ツアーの人気曲「Balloon Balloon」の映像制作を決定し、30周年ドームツアー初日の2019年12月28日にワーナーミュージック・ジャパン公式YouTube上に「Balloon Balloon (Inspired Video)」が公開された。 バンドサイドは、このバンドのイメージを一新するものを希望し、「ロックで格好良い」THE YELLOW MONKEYのイメージと逆方向から攻める映像は、ミシェル・ゴンドリーやスパイク・ジョーンズの世界に傾倒している若手映像作家HARUが手掛け、ナンセンス、シュール、ダンス、笑いをポップでカラフルに表現する。俳優の長井短が、カジュアルなマネキン「ロニー」、シックなマネキン「ケンちゃん」との三角関係を演じ、三人デートでショッピングモールに。これにおいて彼女の恋愛は「燃えたぎる恋で、風船のように爆発してしまう」。 撮影場所はBIGHOPガーデンモール印西。本編の後に制作風景を収録する。HARUは、ミュージック・ビデオの監督を務めるのは初めてだったのであるという。英国留学から帰国後、HARUはだんだん日本でグラフィックや広告の仕事を見つけ始めた。この度、「やはりミュージックビデオの仕事をしたい」というHARUの想いを叶えるステージがバンドサイドから与えられた。英国スクール時に学んだ入念な「リサーチ力」を駆使してバンドを調査しつつ、自由なアイデアが許された。HARUは3つのアイデアを候補にした。1つ目は、「不思議な世界観をもった人物たちのゆるいポージング / ダンス」。2つ目は、「マネキンと風船人間がマジシャンの手品を観る」。3つ目は、映像技術の「ギミックを使ったもの」。3番目は期限の関係で不安が残っていたので、候補は1と2に絞られた。THE YELLOW MONKEYのメンバーからマネキンのアイデアを気に入られ、1と2のアイデアを併せたミュージック・ビデオが完成した。
※この「Balloon Balloon (Inspired Video)」の解説は、「9999 (アルバム)」の解説の一部です。
「Balloon Balloon (Inspired Video)」を含む「9999 (アルバム)」の記事については、「9999 (アルバム)」の概要を参照ください。
- Balloon Balloonのページへのリンク