スパイク・ジョーンズとは? わかりやすく解説

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スパイク・ジョーンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 03:34 UTC 版)

スパイク・ジョーンズ
Spike Jonze
本名 Adam Spiegel
生年月日 (1969-10-22) 1969年10月22日(55歳)
出生地 アメリカ合衆国 メリーランド州ロックヴィル
職業 映画監督、ミュージック・ビデオ・ディレクター、CMディレクター、映画プロデューサー、脚本家、俳優
活動期間 1989年 -
配偶者 ソフィア・コッポラ(1999 - 2003)
主な作品
監督
マルコヴィッチの穴
アダプテーション
かいじゅうたちのいるところ
her/世界でひとつの彼女
製作
脳内ニューヨーク
出演
スリー・キングス
ジャッカス』シリーズ
ウルフ・オブ・ウォールストリート
受賞
アカデミー賞
脚本賞
2013年her/世界でひとつの彼女
ヴェネツィア国際映画祭
国際映画批評家連盟賞
1999年マルコヴィッチの穴
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(審査員グランプリ)
2003年アダプテーション
ニューヨーク映画批評家協会賞
第一回作品賞
1999年マルコヴィッチの穴
放送映画批評家協会賞
オリジナル脚本賞
2013年her/世界でひとつの彼女
新人賞
1999年マルコヴィッチの穴』『スリー・キングス
MTVムービー・アワード
新人監督賞
2000年マルコヴィッチの穴
グラミー賞
短編ミュージックビデオ賞
2002年Weapon of Choice
ゴールデングローブ賞
脚本賞
2013年her/世界でひとつの彼女
その他の賞
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スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze、本名:アダム・スピーゲル(Adam Spiegel)、1969年10月22日 - )はアメリカ合衆国映画監督ミュージック・ビデオ・ディレクターCMディレクター映画プロデューサー脚本家俳優

来歴・人物

1969年メリーランド州ロックビルに生まれる。父親は管理コンサルタントで母親も通信コンサルタントとして働いていた。バイト先のBMXの販売店でのニックネームがスパイク・ジョーンズだったことから現在もその名を使用している。

1980年代になるとフォトグラファーとして活動を始めた。その後、GAPアディダスなどのテレビCMディレクターとして手掛け、1992年からはミュージック・ビデオの監督として活動を開始。これまでにビョークビースティ・ボーイズテネイシャスDケミカル・ブラザーズ等のミュージック・ビデオを多数手がけ、その新鮮な映像で注目される。中でも巻戻しで再生しているファーサイドの「ドロップ」のPVは有名。またクリストファー・ウォーケンを起用したファットボーイ・スリムの楽曲「Weapon of Choice」のプロモーションビデオは2001年MTVミュージック・ビデオ・アワード、グラミー賞短編ミュージック・ビデオ賞を受賞した。

1999年チャーリー・カウフマン脚本による『マルコヴィッチの穴』で映画監督デビューし絶賛を受け、アカデミー監督賞候補となる。続いて、やはりカウフマン脚本による『アダプテーション』を監督しベルリン国際映画祭銀熊賞 (審査員グランプリ)受賞した。

2009年に、日本で放映されたソフトバンクのテレビCM(「ボディ・ガード」)のディレクターも担当しており、ブラッド・ピット大相撲力士の武蔵丸のボディ・ガードに見立てていて、視覚的にもユーモラスな内容になっている。

2013年、SF恋愛映画である『her/世界でひとつの彼女』で、孤独な男と人工知能の恋愛というストーリーを作り上げ、アカデミー脚本賞を受賞した。

また、俳優としても活動しており、『ゲーム』『スリー・キングス』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などの何本かの作品に出演している。

私生活

1999年に映画監督のソフィア・コッポラと結婚したが、2003年に離婚。2008年秋から女優のミシェル・ウィリアムズと交際していたが、破局した。なお、元妻のソフィアが監督・脚本を担当した『ロスト・イン・トランスレーション』に登場するジョヴァンニ・リビシ演じるヒロインの夫は、ジョーンズがモデルとされている。同作品はかつてソフィアがジョーンズと共に来日した経験を基にしている。2010年には菊地凛子と交際が報道された[1]

代表作品

映画

長編監督作品

短編監督作品

テレビシリーズ

ミュージックビデオ

  1. "100%" by ソニック・ユース (1992)
  2. "Cannonball" by ブリーダーズ (1993)
  3. "Country At War" by X (1993)
  4. "Daughters of the Kaos" by ルシャス・ジャクソン (1993)
  5. "Hang On" by ティーンエイジ・ファンクラブ (1993)
  6. "Time For Livin'" by ビースティ・ボーイズ (1993)
  7. "All About Eve" by マークスマン (1994)
  8. "Buddy Holly" by ウィーザー (1994)
  9. "Ditch Digger" by ロケット・フロム・ザ・クリプト (1994)
  10. "Divine Hammer" by ブリーダーズ (1994)
  11. "Feel the Pain" by ダイナソーJr. (1994)
  12. "I Can't Stop Smiling" by Velocity Girl (1994)
  13. "If I Only Had a Brain" by MC 900 Ft. Jesus (1994)
  14. "Old Timer" by ザット・ドッグ (1994)
  15. "Ricky's Theme" by ビースティ・ボーイズ (1994)
  16. "Sabotage" by ビースティ・ボーイズ (1994) (also writer)
  17. "Sure Shot" by ビースティ・ボーイズ (1994)
  18. "Undone (The Sweater Song)" by ウィーザー (1994)
  19. "California" by ワックス (1995)
  20. "Car Song" by エラスティカ (1995)
  21. "Crush with Eyeliner" by R.E.M. (1995)
  22. "Freedom of '76" by Ween (1995)
  23. "It's Oh So Quiet" by ビョーク (1995)
  24. "The Diamond Sea" by ソニック・ユース (1995)
  25. "Who Is Next?" by ワックス (1995)
  26. "Drop" by ファーサイド (1996)
  27. "Da Funk" by ダフトパンク (1997)
  28. "Electrolite" by R.E.M. (1997)
  29. "Elektrobank" by ケミカルブラザーズ (1997)
  30. "It's All About the Benjamins (Rock Remix)" by パフ・ダディ (1997)
  31. "Liberty Calls" by マイク・ワット (1997)
  32. "Shady Lane" by ペイヴメント (1997)
  33. "Sky's the Limit" by ノトーリアス・B.I.G. (1997)
  34. "Home (Sean Lennon song)" by ショーン・レノン (1998)
  35. "Praise You" by ファットボーイ・スリム (1998)
  36. "Root Down" (version 2) by ビースティ・ボーイズ (1998)
  37. "The Rockafeller Skank" (version 1) by ファットボーイ・スリム (1998)
  38. "Weapon of Choice" by ファットボーイ・スリム (2000)
  39. "What's Up, Fatlip?" by Fatlip (2000)
  40. "Wonderboy" by テネイシャスD (2000)
  41. "Island in the Sun" (Version 2) by ウィーザー(2002)
  42. "It's in Our Hands" by ビョーク(2002)
  43. "Big Brat" by ファントム・プラネット (2003)
  44. "Get Back" by リュダクリス (2004)
  45. "Y Control" by ヤー・ヤー・ヤーズ (2004)
  46. "Triumph of a Heart" by ビョーク (2005)
  47. "Blessed Evening" by フィタース (2005)

CM

脚注

外部リンク


スパイク・ジョーンズ (Spike Jones)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 01:50 UTC 版)

モンスターズ・インク」の記事における「スパイク・ジョーンズ (Spike Jones)」の解説

仕事の際に身体から多数トゲ生やすモンスター業績は7位。

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「スパイク・ジョーンズ (Spike Jones)」を含む「モンスターズ・インク」の記事については、「モンスターズ・インク」の概要を参照ください。

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